映画「わたしはロランス」 | 渋谷宙希のブログ

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「わたしはロランス」
★★★★★










2012年のカナダ映画。


久しぶりに圧倒的な才能を持った監督に出会った。


という印象です。


監督のグザヴィエ・ドランはこの映画が公開されら2012年の時点で若干23歳。



現在25歳の新進気鋭の大注目監督です。


しかも、イケメン!



映画の冒頭5分ほど観た時点で、ずば抜けた映像センスにただただ圧倒されました。


物語はロランスの30歳の誕生日から始まる。


ロランスは肉体は男性だけれど、心は女性で、その不一致に悩み続けていた。


そこで、人生30年の節目を迎え、本当に自分になる。と決意。


恋人(女性)のフレッドに



「僕は女にになりたい。この体は間違えて生まれてきてしまったんだ」


と打ち明ける。


それを聞いたフレッドは激しく動揺し、そのことを非難するが、次第にロランスを理解できてきたフレッドはロランスの理解者として一緒に生きていくことを決意する。


しかし、彼氏が女性として生きていくことの苦悩や、世間の偏見の目に悩まされついに二人の関係にじょじょに亀裂が入りはじめる・・・・・


女性になりたいロランスだけれど、愛する人は女性のフレッドという複雑な人間関係である二人をの10年間を描いた作品。



とにかく、この映画を観て凄い才能を感じた。


映像はとくに素晴らしく、印象的なシーンでは現実的ではない不思議な光景が凄く自然に映し出される。




洋服が空から無数に降ってくるシーンは中でも印象的なシーン。


このシーンの幸福感がとてもよく表れていて素晴らしいシーン。


何かが降ってくるシーンは凄く印象的に使われているのも面白い。






ロランスの主観のショットもとても印象的で、ロランスを見る人々の視線が痛々しく映し出されている。


他にも、一点透視の構図も印象的に使われているのもとてもおもしろかったし、手ぶれの臨場感ある映像があったと思ったら固定カメラでのロングショットがあったりと、さまざまな映像の手法をそのシーンに最適の場所で使用している。


様々な映像の要素を自分の中に取り込んでちゃんとオリジナリティのある映像として昇華している印象を受けた。



次世代の天才監督だなぁ、と感心しっぱなしでした。


映像だけではなく、物語の壮大さや、緻密な脚本も素晴らしかったし、音楽の使い方も素晴らしいものがありました。



このシーンで、このタイミングで、この感じの曲を使うんだー!


っていう驚きが常にあって感動。


とにかく、映画を観てこんなに監督の才能を感じたのは久しぶりでした。


他の作品もぜひ観てみたいと思います。



近々最新作が劇場で公開されるみたいなので、それも観に行きたいです。






予告編






























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Plastic-mix 20140829








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