長野の祖父の家から車で20分ほど行ったところに「安曇野ちひろ美術館」はあります。
いわさきちひろ の美術館で館長は黒柳徹子だとか。
長野県は松川村というとてものどかな場所にある美術館で、環境がまず素晴らしい。
僕が行った日は小雨が降っていたのであまり散策できませんでしたが、晴れていればきっと散歩しても気持ちいいだろうなぁ、と思いました。
現在、この美術館では「ちひろの愛した アンデルセンと宮沢賢治」というタイトルの企画展を開催しています。
タイトル通り、アンデルセン童話の絵本原画や宮沢賢治の童話のイラストなどが展示されており、有名な童話の作品が数多く展示されているので、大人も子供も楽しめる内容になっています。
いわさきちひろの作品は色々なところで目にする機会が多いのですが、原画は大人になってからは初めて見ました。
これがもう素晴らしいの一言につきます。
なによりも素晴らしいのは、全ての作品に通じる愛らしさでしょう。
彼女の作品で描かれている子供たちは全てが愛らしくて、いとおしい姿をしています。
人物だけではなく、花や昆虫や動物も全てのものがかわいらしく描かれていて、これは才能だと思いましたね。
そして、ちひろ作品の特徴といえばやはり、色彩の美しさです。
淡い水彩のにじんだ感じがとっても幻想的な世界観を作っています。
境目があるようでない。
人と景色や景色と植物など、にじんではっきりした境目がないように見えます。
この全てが溶け合った世界が美しい。
とりわけ、今回の展覧会のような童話の世界を描いたものになるとより不思議な雰囲気が出ていて素晴らしかった。
アンデルセンの作品はかなりたくさんの絵本が出版されているようで、「おやゆび姫」「人魚姫」「赤い靴」などたくさんの原画が展示されていました。
(人魚姫)
(おやゆび姫)
「赤い靴」のような少し恐ろしいお話しでも、その愛らしさは変わらないのですが、ちゃんと作品の世界を踏襲してるのが凄いと思いました。
(赤い靴)
宮沢賢治は個人的にも大好きな作家なので、彼の童話世界をそのように描いているのか楽しみだったんですが、作品数はアンデルセンに比べるとかなり少なかったです。
(ひなげし)
しかし、ちひろさんはどうやら賢治の影響を凄く受けていたらしく、彼女の日記などが公開されていますが、明らかに賢治の詩「雨ニモマケズ」を意識したものがあったりしました。
そして、同時に世界の画家たちによるアンデルセンと賢治の作品も展示されていて、それもなかなかおもしろかったです。
なかでも気に入ったのがヤナ・キセロヴァー・シテコヴァーというスロヴァキアの画家の作品。
(おやゆび姫)
独特の世界観があり、細部まで物語が詰まっていて凄いと思いました。
現在はこれと平行して「ブラジルからやってきた!色彩の画家 ホジェル・メロ展」というのも開催してます。ワールドカップの関連でブラジルの画家を紹介しているそうです。
これが、また凄かった。
この画家はこの展覧会で始めて知りましたが、かなりかっこよかったです。
どれも凄く独創的で、画材も様々なものを使って描いており、なんかとっても自由な絵という印象を受けました。
この美術館では、様々な絵本が読める部屋などもあって、庭も含めて一日楽しめる場所となってました。
ぜひまた行ってみたいと思いました。
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