まずはPurity Ring「Lofticries」のPVを見ていただきたい。
なかなか、味のあるPVだと思いませんか?
このPVは「ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ 血まみれの天使」という映画のシーンを使って作られてるってことで、これは元になってる映画見たいなぁ~ってことで見てみました。
まず、主演の女優さんはクリスチーナ・リンドバーグ。スウェーデンの女優さんです。この人はいわいるセクシー系の女優さんなんで、結構ハードなシーンもありありの映画なのかな?と思いきや、本格的(?)なアクション映画でした。
基本的にはこのPV見たら全てが事足りるぐらいのストーリーなんですけど、とにかく独特の演出が変テコリンな世界観を作っていて、PVの中に登場する警官との格闘シーンや、射撃のシーンはかなり面白い演出してます。
物語は簡単に言うとひどい目にあった主人公の少女が、ひどい目に合わせた人に復讐するって感じ。
復讐のために射撃の特訓をし、空手と柔道と合気道を足したような格闘技。まさに総合格闘技の特訓をし、車の運転もレーサー並みのトレーニングをします。
そして、次々と殺していくってお話なんですが、この映画はタランティーノ監督のお気に入りらしく映画「キルビル」に登場する眼帯の殺し屋はこの映画の主人公が元ネタになってるらしい。
ポルノ要素は少なめで、アクション多めなんで、そっち系を期待して見ても面白くないかもです。
しかし、B級映画好きにはかなり楽しめる内容になってるろ思いますので、興味があればぜひ☆
そして、クリスチーナ・リンドバーグのもう1本の代表作(?)がなんと日本の映画なのです。
その名も
「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」
これがまた凄い。
OP↓
オープニングの出演者ロール見てもわかるのが、クリスチーナ・リンドバーグの扱いがとっても大きい!
でも、物語の中ではそーでもないんだけど、この映画はクリスチーナよりも主人公の日本人セクシー女優さん。(予告編では人気絶頂ポルノ女優!って紹介されてました。)この人が凄かった。
とにかく圧巻なのがお風呂に入ってる時に敵に襲われるシーン。
なんと、主人公は全裸のまま敵の刀を奪い、押し寄せる10人以上の男相手に大立ち回り!バッタバッタと敵をなぎ倒すのであります!
雪の降る庭でのこの大立ち回りも、タランティーノは「キルビル」の中でパロってますね。
これ以外にも迫力のシーン満載でとても見ごたえありました。
やっぱ。昔の映画って今の映画より明らかにパワーがある。今、絶対にこんな映画撮れないと思うもん。
クリスチーナ・リンドバーグの映画を通して改めて痛感しました。