どうも、醜形ちゃんです。

前回の記事では、私が身体醜形障害を発症したきっかけについてお話ししました。

今回は少し視点を変えて、もしもあなたの周りに醜形恐怖を抱えた人がいる場合の話をしたいと思います。


身体醜形障害の本を読んだり、精神科の先生方とお話ししていて気づいたことがあります。
それはうつ病も醜形恐怖障害も「圧倒的な自己肯定感の低さ」が深く関係しているということです。

自己肯定感とは、子供の時に愛され受け入れられた経験や個人の成功体験などをもとに少しずつ積み上がってくるものです。
新しいことに挑戦したり、自信を持って人と関わる上でとても大切になってくるのが、この自己肯定感です。
しかし残念なことに、生育環境、親との関係性、物事の捉え方の違い、性格や素質などによって自己肯定感には大きく差が出てきます。

「親に愛されなかった」「いじめをうけた」「大きな失敗をした」「一番になれなかった」…いろいろな要因が考えられます。


自分を愛することが難しい時に、病気は簡単にやってきます。
脆く積み上がった自信を粉々にして、もっと社会から孤立させてきます。


ね、怖いでしょ?


もしあなたのご家族や友人に、身体的特徴を病的なほど悩んでいる方がいたら、まずは否定せずに話を聞いてあげてください。
「顔なんか気にするなよ!!」とか「そんな小さいことで悩むな!!」とか言いたくなる気持ちも分かります🙂


でも他人の悩みの大きさなんて、誰も決められないですよね。
脆く積み上がった自信はもう風前の灯です。
悩みまで否定しないであげてください。


生活にそれがどれほど影響しているかによっては、精神科や心療内科等の受診も検討してみるといいでしょう。
塞ぎ込んでしまっている時間が長いと、また別の精神病が出てくることもあります。



私のうつ病も、身体醜形障害も、完治はしないでしょうが、それでも少しでも希望を探して生きています。

誰かの助けになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。