宛名のない 手紙。 どこにも行くこともない 手紙。
指の合間をすり抜けた 言葉。 零れ落ちた言葉。
蒸し暑い 初夏
貴方の 働く姿を始めて見た 貴方の 声に 姿に
ただ 見惚れた。
直感だった。 特に何かキッカケがあった訳じゃなかったと思う。
言葉に できない 片思いが始まった。
重い空気の 真夏
貴方と 彼女と もう一人の女の子 そしてワタシ
奇妙な4人 よく集まって 喋って 遊ぶようになった。
ただ 貴方のそばにいれるコトに 貴方と逢えるたびに
罪悪感 自己嫌悪 そして 嬉しさ 幸福感 を覚えていた。
まだまだ日差しのきつい 残暑
警鐘。 貴方の言葉。
張り裂けそうなココロ 悲鳴と嗚咽を上げながら
笑う。 笑う。
貴方 と 彼女を 見るたびに 裂ける傷跡。
歪んだ世界は 濁流になって ワタシを飲み込んでいった。
肌寒い 秋
貴方と すごした 数ヶ月。
話して 色々なコトを 話して。 長い時間。 幾月。
今日 貴方が 彼女のコトを本気で好きなのだと
やっと
やっと
ワタシの 中で 受け入れるコトが できました。
不覚にも流した 涙は
貴方はきっと 【遠い貴方】を思って泣いた と 勘違いしてくれてるでしょう。
それは それは 貴方に 言えない 言葉を飲み込んだ涙です。
貴方が嬉しそうに 笑う顔を見たくて
貴方がシアワセで あればイイ。 と 何度 言い聞かせたのでしょう
だから こそ
貴方の 不透明な恋が うまくゆけばイイと 思います。
けれども
勝手な ワタシの ココロは
貴方の 不透明な恋が そのまま露となって 消えればイイと思っています。
貴方を好きで いたい
好きじゃ ダメですか?
貴方の ぬくもりが 欲しいのです。
抱きしめて いいですか?
貴方の 貴方が 貴方を!
好きで こんなに 好きで。
貴方との関係が薄れるコトに不安を覚えて。
こんな 弱い 私です。
軽い気持ちなぞ どこにも ありゃしない。
いつだって 本気で 貴方にこぼした言葉。
素直に なれれば どんなに いいことでしょう?
貴方は言葉と違って ホントウに真面目で 優しい人だから。
きっと ただ困らせるだけでしょうね
いっそのコト この感情を 空に溶かしてしまえれば いいのに。