おーぷんらぼ

学部３年生のためのオープンラボが開催されました。
オープンラボの実施は来年度の新４年生の配属で重要なイベントです。


昨年、私はまだいませんでしたが、それを見て入ったと今年の４年生が言っていたので、今年も学生中心で気合をいれて（？）実施。






研究室が所属している学科は、機械知能工学科でプラズマというのは機械の中ではあまりなじみのないもの。。。
また大学院は４専攻のうち「機械宇宙工学」や「人間機械システムデザイン」、「エネルギー環境」とは異なり、「量子理工学」。。

そういう点でも例年そもそもあまり見学に来る学生が少ないらしい。
既に所属の時点で若干のハンデを負っているような気もします（わからないけどｗ）


ただ学生の側で考えてみると、せっかく機械学科に入ってわざわざ少し違う分野（のような気がする）研究室に入りたいと思うかという気持ちもわからなくもない。。
（＊プラズマは一種の流体でもあり、流体や熱工学の知識も非常に役に立つ関連性の高いものと思います。ロボットとかではないけど。）


若干、意味合いは違うけど東工大の電気情報系で大岡山キャンパス通ってて、４年生からわざわざ遠くのすずかけだいの研究室に行きたいと思うのか、という心理に似てるような（似てないような・・）


まぁ自分自身も高校の頃は、これからはＩＴ-情報の時代だろと思い、東工大の５類（電気情報系）に入り、でも２年の電気か情報選ぶときに情報よりは電気の方がわかりやすそうだと思い所属学科を電気系にして、でも２年３年の電気の講義で電気回路や半導体は良くわからんと思い、あまりやったことないプラズマがいいだろうと思い４年からプラズマの研究室に入ったわけですが・・・（その結果、プラズマも非常に難しいものと時がたつにつれて気づいてしまい今現在も迷走中なわけですが・・）
つまり当初考えていたこととは全然違う道に進むなんていうことは結構あるのだと思います。


あとは自分にとって本当にあう研究室というのは意外と入ってみないとわからない。。
私の学生の頃は研究室配属は希望が重複したらジャンケンでしたｗ（今そんなことをやっているところはないかもだが・・）

私の某友人は２回ジャンケンに負けてもはや何の研究室かよくわからないまま配属されて絶望していましたが、その研究室で博士課程まで行きました。（よほど研究内容と研究室の雰囲気が気に入ったのでしょう）


そんなわけで何がきっかけになるかわかりません。
何かの縁で研究室に配属されてくる学生さんを楽しみに待っています。


見学に来てくれたた学生は１７名。１人でも興味をもってくれたことを祈ります。