豚猫みーちゃんが天国へ行ってしまった。本当にさみしい。
豚猫みーちゃんと初めて会ったのはコインランドリーでした。まだ帰国して電化製品も揃ってない頃の話。毎日コインランドリーに行っていた。そして必ずみーちゃんがいた。コインランドリーにみーちゃんの家、ご飯が置いてある棚等もあり、みんなに可愛がられていました。みーちゃんという名前は近所の人が教えてくれました。
いつもノッソノッソと歩き、すぐに寄ってくる。先に死んでしまったトラちゃんとだけは仲良しだった。
コインランドリーに行く必要がなくなってからも毎日コインランドリーに通った。特に冬は毎晩湯たんぽをみーちゃんの家の中に入れに通った。ご飯は特にあげないでも近所の人達があげていました。
一度、豚猫みーちゃんは誘拐されてしまったんです。犯人を特定し、返してくれるよう色々仕掛けました。しかしその犯人がコインランドリーから歩いて数分の銀行の前に捨てたのでした。それを今の飼主さんが見つけ、飼ってもらうことになったのです。
「豚猫」って付けるのは妖怪みたいだからです。猫と思えない猫を見ると豚猫と言ってしまいます。そういうカテゴリ。特にみーちゃんは猫とは思えなかった。
みーちゃんのことを思い出すと、日本に帰ったばかりの頃、試験勉強していた頃を同時に思い出します。みーちゃんとトラちゃんとの思い出=自分の日本での再出発の思い出なんです。
完璧な防寒防風雨 俺天才
野良猫生活13年位、家猫になって2年半。お疲れ様でした。たくさんの思い出をありがとね。そして何より最期は家猫として面倒見てくれた飼主さんに感謝しています。