囁きは夢の中から
『深い眠りの夢と止まった時間』
透明な意識
赤い監獄
冷めた檻
茜の空
赤い雲
暗い中
俯いた僕の
深い眠り
違いの身体
遠くの色
冷たい壁の
隣の空
絵空事の様
消えてった
消え去った
薄い色の魚の絵
唐突に抜ける
真っ赤な水
錆びた味の
濡れた紙
色の無い世界で
薄まった珈琲
輪郭の無い
ぼんやりとした
都会
意識
最後
何も無い
何も見えない
何か無い
何も無い
消えたい
死にたい
泣きたい
消えたい
壊れた時間
進んだ時間
輪郭は消えた
僕は壊れた
進んだ
壊れた
進んだ
消えたい
死にたい
泣きたい
消えたい