過去の遺物 | Rock'n'roll SUI-side

過去の遺物

『蝉時雨』

また、あの時のような雨の季節がやってきました
あの時の二人は見るからに幸せそうな二人でした
雨の日は仲良く相合い傘で二人見つめ合うように歩んで行きました
しかし、いつからでしょう
二人の間に亀裂が生じたのは
多分、私に哀訴をつかして出て行ったのでしょう
いつも二人でいた私には一人の時間は寂し過ぎます
待っても待っても戻って来ない
求めても居ない貴方は何処にいるのでしょうか
一日が終わらない永遠のように感じられます

あれから長い月日が経ちました
今でも貴方を待ち続けています
どうか戻って来て下さい
あの時ように私に語りかけて下さい

この雨が降り止んだら私の長い時間に終りを告げます
それまでにどうか…