Record 11 | Rock'n'roll SUI-side

Record 11

『ある公園の朝』

揺れる揺れる並木道
細く細く泣く木の声
ただただ佇む僕の音
消えてしまいそうなくらい小さくて
無くなってしまいそうなくらい大きくて
そろそろ帰ろうかな

不意に聞こえる君の声
鳥の声より響いて
陽炎より美しい君の姿
それは自分の造りだした造形で
とてもとても儚くて
そんな君にあいにこの公園に

少し眠そうな君の顔
もとは大きい君の目が今は小さく
揺れる
とても小さく
目を閉じれば見えないくらい

暗い電灯のした
役目を終えた彼にもたれて
体を預ける君の仕草
とても不愉快
消してしまいたい

新しい形を考えなきゃ
もっと綺麗な君の姿を

本当に消えるのは僕なのに