”日本語学校の宿題” その2 母のイライラ 追記 | Su海外初めて双子妊娠と出産の記録 と その後の育児

Su海外初めて双子妊娠と出産の記録 と その後の育児

海外初産双子育児中
初産双子って、こんな感じなのかなー程度に記録残しておきますので、誰かの参考になれば幸いです。

 

3年前にも日本語学校のこと書いていました。

相変わらず、宿題時はバトルです。

 

さて、今回言いたいことは、

「古い教材、やめてくれーーー。」

ただそれだけです。

 

こどもの日本語学校の宿題の問題が、昭和過ぎて、教えられない。

 

(注)うちの場合は、外国で暮らす日本語以外が第一言語の子供に、週一回 1時間30分の日本語学校で、教えるのには、優先順位が違うんじゃないか?という一母親のイライラです。海外の日本学校(海外駐在日本人のための日本学校でも、日本人の補習校とも違います)で、日本語を習い事として習っている子供たちには、教えなくていいような教材だと思うというかなり限定的な文句です。

もし私が日本で生活している日本語第一言語の子供たちの母だったら、作文があったり、小論文があったり、将来日本語を使って仕事をするであろうことから、理解して知識として知っておいてほしいとはおもいます。

 

 

例えば、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次の絵を見て、合うことばを線でつないで、文をつくりましょう。

おとうさんは、・  ・おにんぎょうで・   ・ごはんをつくる

おかあさんは、・  ・だいどころで・    ・よむ

おとうとが、・   ・しんぶんを・     ・かく

おねえさんは、・  ・くれよんで・     ・いろをぬる

 

みたいな線をつなぐ問題。

正解は、お父さんが、新聞読んで、お母さんがご飯を作るなのですが、

今の時代、お父さんがご飯をつくっている家庭も多いし、新聞をとっている家庭がどれだけあるのか疑問?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あとは、

□に当てはまる漢数字を漢字で書きましょう。

□円玉で、でんわをかける。

 

いつの時代ですか?公衆電話なんて、ほぼほぼ見ないし、使わない。

 

次の絵を見て、ものの名前をカタカナで書きましょう

テレビの絵が、ブラウン管の昔の絵で、子供たち混乱。

ラジオ これまた絵が戦後に使っていたようなラジオ

ハンカチ、カステラ、ランドセル、汽車、ラジオ体操、 など←普段なじみがないので、これもナニコレってなる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

かぎかっこの使い方も、大嫌いです。(個人の意見です)

行を変えて、新しい行から鍵かっこを使い、鍵かっこ内の分は、一番上のマスを開けて書く。鍵かっこ内の改行は、一番上のマスを開けるなど。

 

日本の実生活でよむ新聞、雑誌、小説、ネットの情報ではこのルールはほぼ適用されないことが多いので、第2外国語の生徒には、わざわざ教えなくてもいいと思う。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

特に、一番無駄だともうのは、漢字の書き順

書き順も、今のコンピューターや電話の時代にタイプすればでてくるので、不要だと思う。

個人的には、第二言語で日本語を学んでいる子に教えてもいいけど、テストでチェックするほどの事ではない。

なんなら、一週間に1回しかない日本語のクラスなんだから、もっと他に教えることがあるのでは。と思う。

 

しかも、この書き順、私たちの時代から、変更されているものもあるとか。「長」は書き始めが昔とは違うらしい。

そんな、時代とともに変わるなら、覚えなくてよい。と私は子供に伝えている。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちなみに私の国語力は、小学生のころから、低かったです。

文章を読んでこの文章から読み取れることは以下のどれでしょう?というタイプの問題は、大体間違えました。

きっと、その頃から行間とか、文の裏の意図が空気が読めなかったのはあったんだと思います。自分なりの解釈をしてしまうから、国語は大嫌いでした。(恥)

素直に文が読めず、こういう風にも読める。と自分なりの解釈で読んでいってしまうという、何とも困った子供でした。

正解を聞いても、なんでそれだけが正解と言えるのか?と国語に関しては小学校低学年から常に反抗期な子供でした。

 

その分、算数は、答えが一つなので、反論の余地なく納得できた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もう一つ追加

家の数え方もややこしい

問)家が三( )並んでいる。

この答は、状況によって異なり、正解が複数あって、海外の小学生に聞くのは、意味がない。親も混乱。

 

家は、「軒(ケン)」と数えますが、「棟(ムネ)」と数える時もある。

ビルやマンション・コンド・アパートなどは、「棟(トウ)」

以下のGoogleの

 

引用  家屋・住宅の数え方「軒・戸・棟・邸」 | 株式会社ホームリンク (homelink-tokyo.com)

軒(けん) 家をはじめとする建物全般を数える語
戸(こ) 建設・売買の対象となる住戸を数える語
棟(とう) 戸建住宅よりもマンション・アパートなどを指すことが多いようです
棟(むね) 地震・浸水・火事などで被害にあった家屋を数える場合などに使われます

邸(てい)戸建住宅に対して高級感を出すために、このように数えることもあります

 

 

----------------------------------------------

最後は、

 

「分かる」をつかって文を作りましょう。

 -->

わかるは、分かる、解る、解る、判るなど、たくさんの漢字があって、それぞれ意味が違います。

小学生に分かるの文を作っても、意味が微妙に違ったり、難しすぎる。

 

しかも、

中学生になると、「わかる」というひらがな表記に統一される。とのこと。なら、日本語が外国語の子供にわざわざ混乱させるようなことを教えなくていいような。

第17回 「わかる」と「分かる」の使い分けは? | 教科書の言葉 Q&A | みつむら web magazine | 光村図書出版 (mitsumura-tosho.co.jp)

 

 

ーーーーーーーー

子供の日本語学校の宿題は、大体私の方がイライラしてしまう。

何この問題????(やる意味あるの?)ってなります。

 

こんなふうに思っているのは、うちだけだろうか。