先週、校長先生へメールを初めて送りました。
日本とバンクーバーは、もちろん価値観もシステムも教員の働き方もぜんぜん違う。
なので、小学校の出来事は、子供はもちろん、私も初めての事で、今までは静観していました。
今回は、クラスの保護者とも話したりして、やっぱりここは伝えた方がいいかなという結論に至り、
校長へメールを送りました。
内容は、
クラス担任の長期不在。
え?ってびっくりですよね。
もう20-30年前ではありますが、日本で義務教育を受けた私は、
担任の先生が学校を休むということ自体、これまで経験したことがありません。
日本の先生すごいです。働きすぎ。
そんな日本も働き方改革とか、ワークライフバランスとか言われているので、今現在の日本の公立学校の状況はわかりませんが・・。
こちらバンクーバーでは事情はまったく異なり、
先生にも事情があり、病欠や、諸事情による欠席というのは理解できます。
この3年はコロナのパンデミックもあり、
教員が休むこともたくさんありました。
さて、3年生になった今、クラス替えが9月にあり、新学年が始まりましたが、
10月半ばに至るまで、一度も担当の先生から連絡はないし、校長からも事情の説明もなし。
9月からオンコールの先生が入れ替わり立ち代わり来ていましたが、オンコールの先生も今週で任期終わり。
来週からは、本来の担任が戻るのか?まだオンコールの先生になるのか?
授業の進展、学校行事など、学校で1日何をしているのか?まったく保護者は知る由がありませんでした。
そろそろ保護者も、いら立ちを隠せず、ピックアップ時には、オンコールの先生を捕まえて情報収集し、それを保護者でシェアすること2週間。この間まだ校長は何も保護者へのアナウンスがありませんでした。
子供たちにきいても、わからない。オンコールの先生は、市の教育委員会のオンコールのスタッフなので、各学校の諸事情はわからないです。教育委員会から言われたから来ただけという状況。
気軽に直接校長に聞ければいいのですが、
コロナの間、保護者は学校に入ってはいけない2年間、その後は、校長先生も変わり、
新しい校長の人柄がわからずちょっと、躊躇していました。
しかし、もう10月半ばで、担任の先生は、病欠を続ける限り、
復帰の見通しは立たない様子。
最初は10月半ばには戻ってくるという話だったので、今後どうなるか、
意を決してメールを書いて送りました。
校長先生は、翌日には、クラス全員の保護者へ、今年年末までオンコールの先生になるとのこと、2週間後に予定されている保護者面談は、行われない旨を一斉メールしてくれましたが、やはり学校の対応は、疑問です。
結局、校長先生は、
子供が学ぶ機会よりも、
教員の福利厚生やプライバシーを守る事に気が向いている。
所詮公立学校の教員組合強いから、こうなるんだろうな。と白けた気分になりました。