私は一度出社すると
退社するまで会社に篭っているような
生活をしていました。
平日は日中外に出歩くことが
ほとんどありませんでした。
気づけば、
ここ2年あまりは
ずっとそんな生活をしていました。
昨日は用事があり、
いつもより早い時間に
会社を出ました。
今は1年でいちばん日が長い時期なので、
まだ夕暮れの空が残っていました。
ちょうど多くの人が
帰宅する時間だったので、
外の空気は活気に満ちていて、
街には人が溢れ、
電車は混雑していました。
こんなにも世の中は
動いているんだなぁと感じながら、
電車に乗り目的地のある駅へ
向かいました。
駅に着き目的地に向かって歩いていると、
歩道橋から、
街並みがシルエットで浮かび上がった
美しい夕暮れの空が見えました。
ああ、外の世界には
こんなにも綺麗な景色があったんだな。
その美しい夕暮れの空を見ながら、
そんなことを思いました。
活気に溢れた街や、
美しい夕暮れの空を見て、
私は自分の中の「ある場所」の時間が
ずっと止まっていたのだと感じました。
とても長い間、
その場所の時間は
止まっていたように感じます。
子どもの頃、家の居間に
振り子のある
古い柱時計がかけてありました。
その柱時計は、
カチカチと1秒ごとに
時を刻んでいました。
ネジを回さないと止まってしまうので、
時々父がネジを回して
時間を合わせていました。
「時が止まっていたのだ」と気付いた時、
私のイメージの中で、
その古い時計の振り子が再び動き出し、
時を刻み始めました。
私は長い間、
自分が思うように動くことが
できなかったのだと思いました。
気付かないで、
色々なものにがんじがらめになり、
身動きが出来なくなっていた。
自分らしく生きることが
出来なかった。
いつからか
時が止まってしまっていた。
今、
私の止まった時は
また動き出したんだ。
時計が動き出すイメージとともに、
私の世界が一気に
動き出すのを感じました。
動き出した世界で、
もう一度、
私らしく生きようと、
決意のような、希望が湧いてきました。
今までの失敗は、
この時のためにあったのだと
感じました。
だから過去の失敗に、
今「ありがとう」と言いたい。
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