毒のある植物
日本には有毒な植物が数多く存在し、誤って摂取すると食中毒や健康被害を引き起こす可能性があります。特に注意が必要なのは、食用植物と間違えやすい有毒植物です。身近な有毒植物にはトリカブト、スイセン、イヌサフランなどがあります。
⚪︎食用植物と間違えやすい有毒植物
ヨモギ:トリカブトの若葉に似ている
サトイモ:クワズイモの茎や根茎が似ている
ニラ:スイセンの葉が似ている
フキノトウ:ハシリドコロの新芽が似ている
ギボウシ:イネサフランと似ている。
⚪︎有毒植物と人体に及ぼす症状
スズランの全草、特に花に心臓毒があるため心臓麻痺などの症状を引き起こす可能性があります。
ヒガンバナの根茎に毒があり、葉がニラと間違われることがあります。摂取すると吐き気や嘔吐、下痢などの症状が現れることがあります。
アサガオの種子に毒があり、誤って食べると腹痛や下痢、嘔吐などの症状を引き起こす可能性があります。
アセビは全草に毒があります。摂取すると嘔吐、下痢、腹痛、痙攣などの症状が現れることがあります。
レンゲツツジの全草に毒があり、摂取すると嘔吐や痙攣、最悪の場合、呼吸困難を引き起こす可能性があります。
クワズイモの全草に毒があります。シュウ酸カルシウムという成分が強い刺激や痛み、嘔吐、下痢などの症状を引き起こす可能性があります。
ドクウツギの全草に毒があり、コリアミルチンの毒性が強く、最悪の場合、呼吸困難で死に至る可能性があります。
ジャガイモの芽や緑色の部分にソラニンやチャコニンという天然毒素が含まれており、過剰摂取すると意識障害や呼吸困難を引き起こすことがあります。
スイセンの全草、特に鱗茎に毒があり、摂取すると嘔吐や下痢などの症状を起こす可能性があります。
ジギタリスの全草に毒があります。摂取すると嘔吐、下痢、頭痛などの症状が現れることがあります。
アジサイの葉に毒があり、摂取すると嘔吐やめまいなどの食中毒症状を起こす可能性があります。
その他、トマトの葉や茎、ウリ科野菜の苦味の部分にも有毒成分が含まれていますが、一般的に販売されている商品には毒性が少ないため摂取しても問題ありません。しかし、家庭菜園などの趣味で育てている野菜の場合は注意が必要です。