生物還元物質「植物マグマ」の無限のパワー⑥

 

 

第6章 酸化還元と電子理論


1. 酸化と還元あれこれ

 私は平成6年に、プレジデント社から「長生き食品・早死に食品」という本を発行した。食品の酸化と還元力を測定し、酸化力の高い食品を毎日食べていると、体に負担がかかり、酸化を助長し、不健康体へと移行する。逆に還元力の高い食品は生体の酸化を防止するので、還元力の高い食品を探して摂取するような食生活を習慣づけることを提唱した。

 さらにこの著書の中で、さまざまな製品の酸化還元電位(ORP)値を測定したが、日頃から食べている食品の中で、高い還元力を示すものは生野菜とか、内蔵物など僅かなものにとどまり、酸化力の高いものが圧倒的に多いという結果であった。特に、化学物質が添加されたものは、酸化傾向が強く示されていた。(表6-1-1参照)


●主な食品のORP値チャート

<ORP値チャートの見方>
1. ORP値(酸化還元電位)の数値
ORP値には、「実測値」と「補正値」の両方が記載してあります。「実測値」とは、ORPテスターで実測した数値をそのまま表したものです。ORPテスターの実測値は銀/塩化銀電極で測定した数値ですので、「補正値」とはこれを標準水素電極の数値に補正したものです。
2. ORP(酸化還元電位)の数値の見方

 

 


1)図は、ORP補正値を用いた目盛りで表したものです。従って、チャートに記載してある各品の還元力と酸化力をご覧になる場合は、ORP値の「補正値」で見てください。補正値でみると、0mvよりマイナスの値が高いほど健康を維持するだけの還元力があり、プラス400mv程度の値より高いほど体をサビつかせる酸化力が強く不健康化につながる可能性が高い食品と独断にて判断しました。
2)このORP食品チャートが表していることは、あくまでも食品の持っている還元力と酸化力を表したものであり、食品本来の成分やカロリーなどの栄養価を全く考慮していません。また、計測した数値は、あくまでも標準値であり、鮮度や農薬、添加物などにより数値は変化すると考えられます。

3. DO(溶存酸素)mg/ℓ
食品のORP値を測定する時に、その溶液中にどれくらいの酸素が溶け込んでいるかを測定するものがDO値(溶存酸素)です。酸素のあまり溶け込んでいない食品の方が体に負担のかからない食品と判断しました。
4. pH(水素イオン濃度)
酸性とアルカリ性をみるために測定するものがpH(水素イオン濃度)テスターで、計測値が7の数値を中性とし、7より高い数値に向かうとアルカリ性が強くなり、7より小さい数値に向かえば酸性が強くなることを表しています。


 私はこの酸化と還元が、食と健康に大きな役割をもたらすとして、化学物質の毒消し、毒出しには ①高い還元力を持ち 且つ、②化学物質ではないもので ③生体にやさしい安全な自然界が育んだ、生物素材という条件にかなう原料を選定し、生物無機元素体(BIE)を開発した。

 

 

 

 



 

 

 

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