2008年、私は「生物還元物質・植物マグマの無限の力 BIE」という本を書きました。再度読み直していて、今、さらにその後のデータを加え、手を入れて完成度を高めた本にしたいと思い、ブログから各小節ごとに発信いたします。

 

 

 

生物還元物質「植物マグマ」の無限のパワー①

 


序章

 誰もが中学時代に理科の授業で、生き物、食べ物、飲み物、土、石、岩、水、そして空気など地球上に存在する物質すべてが、これ以上小さくすることの出来ない100あまりの元素というものから成り立っていることを習った。

 元素は原子とも呼ばれ、この原子には核があり、この中には陽子(Proton) と中性子(Neutron) があり、プラス(+)に荷電されている。

 核の周りには電子(electrone)があり、マイナス(−)に荷電し、丁度、太陽と地球の関係のように、地球という電子が太陽である核の周りを引き合うようにして回っている。

 各原子には固有の番号があり、その番号と同じ数だけの電子を持っている。これが何かといえば、全ての物体はさまざまな原子が電子の存在によって、結びついているということである。そんな大事な物体の結合因子の電子が、物体から抜き取られたり、電子の結合が弱まったとしたら、物体は正常な状態で存在できなくなるのは、当然のことである。しかし、この種の電子理論は膨大な数にのぼり、言い尽くされてはいるのですが、当事者も含めて大半の方々はこの重要な事実には関心が無いようで、理論倒れで、現実の話には至っておらず、実戦面での実績は芳しいものではない。

 ナノレベルにした白金を用いた生体への電子供与理論が、20年ほど前から実践されているようであるが、成果が上がっていれば、大きな話題性で、世の中が騒然とするのではないかと思われるが、大きな成果が得られているようなニュースは聞こえてこない。電子チャージャーなる機器も高額で商品化されているが、病気の治癒に大きな役割をしている話はないようである。考えるに、これまでのこうした実践方法には、生体が受け入れない決定的なものがあったと推論する。

 それは電子に満ちた状態にするものとして、何が最も適切であるかを考え、武器とするものの素材が何でも良いということではないと思う、先ず、生物体に対して、電子を供与する物質の開発を目的として理論武装した場合、素材は絶対に生物由来のものでなければならないということである。

 前述した白金は生体に吸収されず排出されるとのことであるが、基本的に単一元素のものを私たちは食していないので、白金は生体によっては異物になる。体内で電子誘導は生じるのであろうが、異物に対応した反応も生体は防除反応として行動するので、良い結果が生じたとしても別の負の反応も覚悟しなければならない。


 そのプラス、マイナスの差し引きをすることは、真の電子供与物質とはいえないのではないだろうか。たとえそれがどんなに優れたすばらしいものであっても、功罪両面があっては究極の良いものとはいえないだろう。

 現代医療は大半が化学物質を素材とする薬に頼っているが、この薬には薬理効果と副作用の明記が義務付けられ、副作用の無い化学薬剤はほとんど無いといっても過言ではない。

 それは化学物質が、生体成分ではないからで、生体には異物だから、体は化学物質を侵入者として認識し、敵対視して応戦するので、生体に余分な負荷を与えてしまい、更に自らが活性酸素という毒を出して電子を奪い取る反応が生じることで、生体の酸化が促進される。つまり、薬理的効果が一時的にはもたらされたとしても、侵入してきた化学物質という毒を除去するために生体の電子が奪われる羽目になっているのが、現代医療の実態なのではないか、癌治療に用いている抗がん剤や放射線などは、まさに癌をやっつけているのか、応援しているのか、本当のところ、どっちなのだろう。うまくいって功罪相半ばして、体に毒を一定期間蓄積・滞留させているのだから、体内で毒消しが完全に行わなければ、いずれ手痛い逆襲を受けざるを得ないであろう。

 私は、もし、薬理理論がパーフェクトならば、必ず実践においても成果が十分に期待でき、さらに副作用は生じないはずであると思っている。

 化学物質が生命を救う薬として厳然と存在している現代社会が、私には、どうしても疑心暗鬼にならざるを得ないことなのである。何故かといえば、生体に存在しないものは必ず有害作用を生じ、破綻をきたす可能性が高いからである。

 現代生活はもう取り返しのつかないレベルまで、生体を無視した合成化社会に陥っており、その結果として癌や、脳血管障害、心臓病、糖尿病、アトピー性皮膚炎をはじめ、種々の疾病が増加の一途をたどり、この異常な状態に私たちは気づき、是正していかなければならないのに、麻痺してしまい、異常とは感じないような、慣れっこな感覚に浸っているのは相当に危険な状態といえよう。「皆で渡れば怖くない」、「誰もがやっているから悪いことでもいいだろう」といった考え方が蔓延しているので、「癌も皆がかかっているから怖いけどしょうがない」的な考え方が、残念ながら大勢を占め、拡がっているのは確かである。

 こうした偏思した風潮がこれ以上ひどくなるのを何とか今、食い止めなければ、人類だけでなく生物全体、そして地球環境が本当に完膚なきまでにぶっ壊されてしまう時が来てしまうのではなかろうか。

 私たちの現代生活はあまりにも人工・養殖化した状態に陥り、こうした生活習慣が癌や糖尿病、脳血管系障害、心臓病などの現代病を蔓延させているのではないだろうか。

 他方、視点を自然界に向けると野生動物には、私たち現代人に蔓延している現代病はほとんど生じていないといわれている。それは野生生物は自然界が与えてくれた恵みをそのまま体内に入れているからではないか。私たちもこの野生動物の生体に近づけることが出来たら、癌をはじめとする生活習慣病に負けない体作りが可能になってくるのではないかと考える。

 私は従来から語り尽くされている、電子理論をより現実化させ、野生を摂り入れることで、現代人が抱える生活習慣病からの脱出、あるいは、克服を実践し、成果がより高い確率で得られるものと考える「偉大な先人達の電子理論の応用と再研究」を推し進めるための武器の開発をした結果、生物や地球に有害な作用、例えば、活性酵素・フリーラジカルを生じないで強烈な電子供与を持つ物質を得るためには、化学物質を全く使用せずに、海藻、野草、樹木などの野生植物だけを原料として、熔融マグマ化し、有機物を除去した生物無機元素体(Bio Inorganic Elements, BIE)の開発、製造へと至った。

 現在、このプロジェクトに質問いただいた方々によって、一歩一歩、衣食住をはじめ、健康、美容、環境浄化など、さまざまな分野で、実践の積み重ねや検証が実行されて成果が示されている。
 

 

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