今回、新たな現象が観察されましたので、前回に引き続いて紫陽花(あじさい)の枯れた花の枝のその後を観察しました。まだまだ十分とはいえませんが、あまりにも考えていなかった植物の生き方と共に、植物マグマの生命体に及ぼす作用から、植物マグマの驚異的な特性が導き出されました。
生えている紫陽花を観察してみましたところ、枯れた花の枝はちゃんと若葉と共に存在していました。枯れた花も存在していました。しかし、枝は枯れていました。つまり、植物は花をつけた枝も自ら枯らして、別の新しい枝と葉と花をつけているのです。しかし、私は完全に枯れていない状態で10月に枯れた紫陽花の花がついている枝を折って、植物マグマがごく微量入っている水に生けました。その結果、現在5月7日ですので、7ヶ月間で水の中だけで、土もなくても液肥もなくても枝から別の枝が短いですが出てきています。さらに、特に注目されるのは水の中でも芽を出し、葉が生い茂っているのです。水没した状態でも生きているだけでなく、すごい勢いではびこってきているのです。さらに、水の中の枝から根が出てきたのです。水没状態なのに、枝は腐らず、折った時と同じ状態のままで存在しているのです。この現象は何と考えるべきなのでしょう。土で育っている紫陽花の枯れた花の枝は枯れているのに、折った枝からは別の枝が出て、新芽を出し、水没している枝の部分からは根が沢山出ているのです。
挿し木は土の存在や液肥の存在があって生きていくことが出来るのですが、私の今回の実験は水溶性の植物マグマを抽出し終わったマグマをさらに水につけ、ほとんどマグマが抽出されていない状態でつけ込んだ水を使用しました。つまり、植物を生育させるに必要な栄養分を全くといっていいほど入れないで育成させたものですから、何故根が出るのだろう、何故枝が出るのだろう、葉が茂るのだろう、元の紫陽花の枯れた枝は枯れてしまったのに本来なら絶対に有り得ないことではないかと思いますが、折った枝から枝を出し、葉が出て、根がはびこっているのです。まさに生命革命ではないでしょうか。
写真1 2023年12月の紫陽花
左の枝の上部に葉が少し出ています
写真2 2024年5月の紫陽花
枝の上部から枝が2本出ています
写真3 水の中の枝の部分は腐らず、折った時のままで芽が出て葉が広がり、どんどん大きくたくましい葉になっています。根もかなりはびこっています。
写真4 生えている紫陽花の木には枯れた花の枝がついていますが、新たな葉を茂らせた枝が生えています。
写真5 そこで、枯れた花の枝を折ってみました。私の予想では花は枯れても枝は枯れてはいないと思っていましたが、完全に枯れていました。
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