今日のtaitaiのblog
役所から届けられたカートに乗ったミユキ。
「こりゃ楽チンだね」
息子は返事をしなかった。
家の門を出てしばらく車道を進み、収容山登山口に着いた。
「ここからは山道だから、お尻が痛いかもしれない。痛くなったらすぐに言ってね」
「あいよ」
カタカタと砂利道を登る。
気のせいか息子の手が震えているように感じた。
それが道のせいか、心のせいか、たぶん後者だとみゆきは思った。
しばらくは沈黙が続いた。
カートに付いているライトに森が不気味に照らされたが二人に恐怖はなかった。
木々の量が増え始めるとミユキはその辺の枝を折っては足下に捨てだした。
息子は見て見ぬふりをした。
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