成功への道しるべ 学び直し 計算
社会人になってからも、簡単な計算練習をする人は多くないと思う。やったとしても高齢者の脳トレ程度ではないだろうか。やらない理由は、そんな簡単な計算、当然出来るから、やる必要はないと思っている。しかし、本当に出来るのだろうか。実は、私が普段接する人のほとんどが、その簡単な計算が出来ないように思う。正しく言うと、速く、正確に、頭で計算が出来ないということ。例えば、10月から消費税が10%になったが、その消費税込みの金額を求めてみよう。1,980円に10%の税金を含めると2,178円になるが、その求め方だ。10%になる198円を足すのだが、もとの1,980円は、2,000円より20円少ない。なので、1,980+20+178ゆえに足した答えも198円より20円少なくなる。だから答えは、2,178円。そんなの誰でも出来ると思っている人が多いと思うが、この問題なら、1秒で答えが出なければ、出来るレベルではない。但し、たとえ時間がかかっても、自分の頭でやる人は、まだいい方。いつも電卓を使っている人がほとんどではないか。これでは、いつまで経っても、簡単な計算でさえ、自分の頭で出来るようにならない。今度は、5倍の金額を求めてみよう。26,468円の5倍はいくら?すぐに132,340円と答えられるだろうか。やっぱり電卓を使う?5倍は、2分の10を掛けることと同じだから、2で割って10倍すれば求められる。26,468÷2=13,234になり、10倍すると132,340 になるわけ。すごく簡単。最後にもう一つ、お釣りの求め方。3,568円の買い物で、1万円を出したお釣りはいくら?当然 6,432 円になる。誰でも答えられるが、1秒以内に答えが出るだろうか。求め方は、1の位以外は足して9になる補数、1の位だけは10になる数が答えになる。なので、3 の補数が 6 , 5 の補数は 4 , 6 の補数は 3 ,1の位の 8 だけは 2 になる。どうだろう。こんなに身近な計算でさえ、時間がかかっていた人が多いのではないだろうか。電卓で答えを出すのは簡単。しかし、頭で、速く、正確に答えられれば、それだけで信頼に値する。日頃から、頭の良さを売りにしないといけない士業の人たちに、特に心がけてほしい。専門職の人に、基礎学力が不足していることを顧客が知ったら失望する。もちろん、全ての社会人の人たちに、謙虚で驕らず、初心にかえり、リカレント教育を大切にしてほしい。