ネットで、2007年1月12日金曜日午前7時51分、ラッシュアワーの米ワシントンDCの地下鉄。駅構内で、ジーンズに野球帽を被った一人の青年がヴァイオリンを弾く。そのバイオリンは、時価3~5億円のストラディヴァリウス。音色も演奏者も超一流。
という認知の実験、美への実験、ワシントン・ポストが超有名なバイオリニストと組んでしたもの。
以下のブログでも紹介されています。
http://d.hatena.ne.jp/HODGE/20070506/p1
http://japan.digitaldj-network.com/archives/51923553.html
立ち止まったのは、子どもと顔を知っていた女性だけ。ほとんどの人は、朝の通勤に忙しく電車に乗ることが頭にあるだけで通りすぎるだけ。


YouTubeでもその様子が紹介されています。
http://youtu.be/hnOPu0_YWhw?t=2m24s
ここで、よく考えてください。
そんな超一流の演奏を立ち止まらず、通り過ぎるなんてもったいない。
また、聴く耳がない人ばかり。審美眼のない人たちだ。
って、思いがちです。それは内容を知っているからこそ言える話です。
あなたが、その場にいたら同じ行動をしたでしょう。
実験は、価値観の違いをワシントンポストがニヤニヤして伝えている。
宮崎駿氏が、「なにかを伝えようとするなら、ただ、いいたいことをいうだけでは、ダメなんだ。
それを伝えたい相手に、そのことを徹底して考えてもらえる空間をも届けなければならない」
と言っています。
情報の発信も同じです。単に闇雲に発信しても以前お話した【広報・販促】Webの海原へ情報発信で書きました。
https://www.facebook.com/note.php?note_id=314643508616622
ネットの孤島にならないように。
バイオリニストも何かしらの事前情報をワシントンポストが、発信していたら?
また、音楽ホールでの演奏会と同じような燕尾服を着ていたら?
歩いてくる人がわざと立ち止まるという観客に桜を用意しておく?
状況は一変したでしょう。
情報の発信もそういう事なんです。聴いて、見てもらう状況を作る。
発信する情報も求めている情報を的確に絞り込む。
刷り込み効果もあります。ポスターを貼ったから、注目してくれるものではありません。あそこにも、ここにも貼ってあるということです。
また、ポスターの内容をテレビ、ラジオなどの媒体でサポートするということです。
どんな情報も、人間が目から入ってくる情報を脳で処理して行動を起こすのにわずか0.2秒です。
それは、受け取り手の経験値、興味があるもなどの中で一致するものがあれば行動を起こします。

経験値にないもの、興味がないもの、意識が別のところにある場合、前述のバイオリンのよう何もアクション、行動は起こしません。
判断するプラスαの要素が必要ということです。
ネットの場合、ファンづくり、検索にヒットしやすくする、相互リンクをする、シェアするなどが効果を上げることです。
いくらいい情報でも、広まる状況を作るということです。そのためには発信する時間帯もfacebookの場合、関係します。
ブログ、HP、FBページはじっくり読んでもらうものです。
宮崎駿氏の言葉を借りれば「・・・伝えたい相手に、そのことを徹底して考えてもらえる空間をも届けなければならない。・・・」
考えてもらう空間は、facebookの場合なんでしょう? 基本データであったり、プロフィール画像であったり、タイムラインにアップされている記事の数々ではないでしょうか?

アップされている記事を確認されていますか?記事の横のマーク。公開範囲を表します。より多くの方に見てもらう、読んで欲しい方はこの設定もチェックしてみてください。気づかないまま、公開を限定されていらっしゃるようです。
アナログの場合は?どうでしょう?
ポスターを貼る場合も同じ。求める人(ターゲット)が集まる場所に貼ることが前提ですね。
また芸術鑑賞ではありません。作られたポスターをじっくり見てもらえると思ったら大間違い、勘違いです。
先ほど言った「0.2秒」の判断です。印象に残らないものは、忘却の彼方です。
ブログ、HPもせっかく訪問されても興味を引くようにランディング画像、ページを作らないと、
アクセスはあってもすぐ移動です。滞留時間も1秒以下ということになります。
認知してもらう環境づくりから。そのためにも戦略を練ることが必要です。