お客様のことを知る方法(今までのまとめ) | ★プランナーズノート★

お客様のことを知る方法(今までのまとめ)

お客様のことを知る方法として
7号に渡りお届けしていました
いわゆるマーケティング調査の
アウトラインをご紹介しました。
以下にまとめましたので、
お時間のあるときにどうぞ。


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■お客様のことを知る方法(アウトライン)
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お客様のことをちゃんと知ることが
マーケティングの第一歩であり、
一番大切なことであると思っています。

「お客様のことを知る方法」として
そのオーソドックスなアウトラインを
お届けしています。

多くの企業のマッケッターはお客様のことを知らなさ過ぎると思う。

興味が無いわけではなくて、
知った気になってしまっているだけだ。

返せば自社のお客様のことを知ることが、
他社との大きな差別化に繋がる。

さぁ。外に出て現場に立ってみよう。
お客様と少しでも会話を交わすことができれば
そこから見えてくるものがあるはずだ。

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お客様のことを知る方法はいくつかある。
何回かに分けてご説明したいと思う。

お客様のことを知る方法は、
「量」的に知る方法と
「質」的に知る方法がある。

どちらも大切だ。

「量」で知ることが出来れば、
お客様のことを知り、自社の問題に気づき、
自社をお客様の向く方向へ変えていこうとしたときに、
社内のスタッフへの説得力も増す。

「質」で知ることが出来れば、
プランに深みが出る。
お客様のことを肌で感じ、
お客様の視点で物事を語れるようになるからだ。

僕は「質」「量」もどちらも大切だと思う。
その方がお客様のことを立体的に捉えることができるからだ。


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それでは「量」でお客様のことを知る方法を
考えてみましょう。

「量」とは「データ」です。
全て数値化されて白黒ハッキリしている世界です。

主に量的にお客様のことを知る方法は2つ。

1つ目はお客様の購買行動に沿って企業が収集したデータをみること。
企業が収集したデータとは、「購買履歴」「購買日」「購買金額」
「購買頻度」といったものがそうだ。

2つ目は今まで無かったけど、お客様に新たに教えてもらうデータ。
アンケートなどがそれに当たる。
アンケートでは、「お客様のプロファイル」や「商品やサービスに対する評価」、「不満や満足」、「趣向の度合い」などがそれに当たります。

これらの二つのデータがあれば、
お客様のことを量的に知ることが出きる。
そこから導き出された結果から戦略を練っていくことだって
出きるとても大切なデータです。

2のデータに関しては、
お客様のリストさえちゃんとあれば、
ある程度できてしまう。

ただ、1に関しては普段から収集するしくみを作っておかないと
どうにもなりません。

お客様との接点の後には
必ず足跡を残していってくれる物です。
普段からその足跡をちゃんと発見し、
次の一手に結びつける努力をしたいものですね。

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それではお客様のことを「質」で知る方法を考えてみましょう。

「質」的なデータというのは、
見る人の感性によって違った取り方が可能になります。
だから危ういという考え方も出来ますが、
数値化できるものよりはるかに多くの情報を収集する
ことが可能になります。

収集方法は、
1.インタビュー
2.アンケート(フリーアンサー)
3.観察

といったところでしょうか。

特にアンケートや観察といった現場に行く場合は、
お客様の表情や言動、
微妙な表現のニュアンスといった
数値化できない非言語情報を全身で感じることが出来ます。

それぞれの手法について
もう少し詳しくご説明したいと思います。

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1.インタビュー

 インタビューをしたことがあるでしょうか?
 自社のお客様に対して直にお会いして、
 お話を伺うというのがその目的です。

 主なやり方としては、
 1-1:グループインタビュー
 1-2:デプスインタビュー
 1-3:インタビュー(ヒアリング)


 といったものがあります。
 簡単に説明しておきますと、

 1-1:グループインタビュー
    一度に2人以上のお客様を「集めて」
    議題に対して意見を伺う。
    1人のお客様の意見からさらに話が
    発展していきとても有益な意見を収集
    することが出きる。
    ファシリテーターの技量が問われる。

 1-2:デプスインタビュー
    1人のお客様に対し、何度かに分けて
    お話をお伺いする。何度か話をするうちに
    お客様と打ち解け、より深いところまで
    お話をお伺いすることが出きる。
    時間と労力がかかる。

 1-3:インタビュー(ヒアリング)
    一般的なインタビュー。30分から1時間程度
    でざっくばらんにお話をお伺いする。
    
 といった所です。
 用途やコスト(時間・金)に応じて使い分けましょう。

 インタビューは「生もの」ですから、
 いざ、お客様と対峙して、話してみないと
 話がどう発展していくかわかりません。

 だからといって、インタビューが得意な人しか
 出来ないかというとそうでもありません。
 現に僕はインタビューはあまり得意な方ではないですが、
 それなりにこなすことが出きるようになりました。

 インタビューを成功させるポイントは、
 「事前の準備をしっかりとしておく」
 ことに他なりません。

 ◆インタビューチェックリスト◆
 インタビュー前にチェックして見ましょう!
  □インタビューをする被験者の情報はわかっていますか?
  □聞きたいことをまとめていますか?
  □そのお客様からどんな声が聞けたらいいと思いますか?
  □謝礼は用意しましたか?(企業の場合一般的には1万円前後です。)



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2.アンケート

最近ではWebを使ったオープンアンケートが
主流になっています。
安いコストで出来、レスポンスも早く
すぐにデータを活用できるのがメリットです。

アンケートを実施したことのある方はお分かりいただける
と思うのですが、フリーアンサー(自由記入欄)の部分が
非常に重要であるとわかっているのに、活用の仕方が
難しいと思われる方が多いのではないでしょうか?

確かに500件とか1000件のアンケート回答に記入された
フリーアンサーを集計・分類するのは大変な作業です。

最近では「テキストマイニング」という手法が
台頭してきていますが、まだまだ標準的とは言いがたいので
割愛します。
※ちなみにテキストマイニングはフリーアンサーに書かれた文章の
 中から良く使われるキーワードを自動でピックアップして
 その傾向を分析するというものです。

それでは誰でも出きるレベルでフリーアンサーを活用するには
どうすればいいでしょうか?

解決策は2つ考えられます。

2-1.前もってフリーアンサーを少なくしておく
  アンケートの設問を作成する際に、その設問が
  フリーアンサーにする必要があるか十分に吟味してください。
  あらかじめ回答の傾向が予測できるものに関しては、
  選択式の設問にした方が傾向が見えやすく後々
  楽になります。

2-2.お客様を分類後に手作業で傾向を分析
  まず数値化できるアンケート結果を分析をしてしまいます。
  そこである程度お客様の傾向をつかみ分類(クラスターといいます)
  をしておきます。その分類に対してフリーアンサーを読み込み、
  その回答を分析していきます。
  クラスターなどが難しい場合は、
  (1)回答された分野、領域の頻数を調べる
  (2)類似した回答をまとめる
  (3)まとまったグループに対しラベル(名前)をつける
  (4)それらの関連性を見ながら評価しまとめる

  といった手順で実施してください。

以上あげたものはまだまだ応急手当程度にしかなりません。
多くのマーケターはアンケートのフリーアンサー(自由回答)の
重要性を感じていながら、活用できていないのが実情です。

ただ、上記の2点で時間はかかってもしっかりと
分類・整理していけば見えてくるものは必ずあります。


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3.観察

観察というのは、いわゆる現場でお客様の
消費行動を観察する。というものです。

実際に商品を売られている場合、
今回は歯ブラシを売っているメーカーの担当者
と想定してみます。

歯ブラシってたくさん種類がありますが、
お客様は実際に店舗でどのようにして歯ブラシを
購入しているのか。
また、歯ブラシをどのように保管されていて、
どのように使用されていて、どうなったら買い換えるのか。

そういった疑問に明快に答えられるメーカーの方は
少ないのではないでしょうか?

そういったお客様の商品と対峙した本当の瞬間。
現場のことを知るのに非常に有効なのが「観察」です。
もちろんサービス業なんかにも有効ですね。

観察をする際には、あらかじめお客様の行動で知りたい
瞬間を想定しておいてください。

例えば、お客様がどのように歯ブラシを購入しているのか?
を知りたい場合は、実際に売り場に足を運びましょう。

そして、お客様から不審に思われない程度に距離を置いて
しばらく売り場で歯ブラシを検討するお客様を見ていてください。

 □どこからそのお客様はやってきたのか?
 □歯ブラシを何分くらい検討していたのか?
 □どんな商品を手に取ったのか?
 □最終的にはどの商品を購入したのか?
 □検討している時、どんな表情をしていたのか?
 □商品を購入後そのお客様はどこへ行ったのか?
 (どこへ向かったのか?)


出来る限り、想像力を働かせ、
そのお客様がどんなことを考えて、
何に心を動かされているのか?
じっくりと観察してください。

最終的には何人かのお客様に自分の身分を明かし、
少しお話をお伺いすることも非常に有効です。

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お客様のことを知る方法として、
 ・「量」でみる(定量調査)
 ・「質」でみる(定性調査)
という観点からアウトラインをご説明しました。

お客様のことを知る方法はいくつかありますが、
調査方法は自社のリソースやコスト(時間、金)に
あわせて選択するようにしてください。

調査設計をする際には、以下のチェックリストを
ご参照ください。

 □顧客のリストはありますか?
 □アンケートを実施する場合、
  回収率はどのくらい見込めそうですか?
 □調査地域はどこにしますか?
 □調査期間はいつにしますか?
 □調査費用はいくらありますか?
 □調査に費やせる人員は何名いますか?



しばらくは基本的な話になってしまいますが、
それらの知識をベースに、
今後、プランなどを皆さんと考えていこうと思っています。
そういったプランを通じて、お客様のことを知る方法を
一緒に習得していけたらと思います。

駄文長文にお付き合いいただきありがとうございました。