さぁ、本腰入れてフロントのギヤボックスも下ろしました。

デフを取り出すために、下側のケースを分割。


リヤと違い、砂塵の侵入はありません。

デフ自体はどうでしょう。


ベアリングの外側が嫌な感じです。

反対側も…


嫌な感じ。

でも、ブラシで擦ると簡単に取れました。
オイル混じりの土だったようです。
ベアリングも比較的良好。
ベアリングを外しても、取り付け部に違和感ありません。


これにはひと安心です。
なんかベアリング取り付け部がオイリーなのは気になりますが…


という事で、お買い物はリヤのデフ関連になりますが、念のためデフの中も確認しました。


あれ?
案外オイル残ってますね…。

そう言えば、一年ほど前にフロントはお世話をしたような気がします。

これが滲み出てベアリングの外側の泥になってたんですね〜。
皮肉にも、その漏れがベアリングを潤滑していた?

ともかく、フロントは普通のメンテナンスでヨシと。


では、リヤのデフも中を見ておくべきですね、と。


あちゃ、すっからかんの、カラッカラですね。

ん?
なんか粉吹いてますね?


触るとポロポロ取れます。

シリコンオイルが…こうなる?

なんか嫌な予感がするので、フロントのピニオンと並べて比較しました。


左側がオイルに浸っていたフロントの物で、右側がリヤの物です。

ぱっと見違いはあまりありません。

老眼鏡をかけて、蛍光灯に近い所で見ても、あまり磨耗したようには見えません。

しかし、針状のもので歯面を端からなぞると、リヤのピニオンはツルツルの感触から、僅かに一段下がってザラザラした感触に変化します。

あの白い粉は、やはりピニオンの削れカスなのではないかと推測します。

つーことで、リヤはデフの全取替えに決まりです。
ベアリング総取替え含め、必要なものをショッピングカートに追加しましたら、8000円ほどに…。
高くつきますなぁ、まったく。
ʅ(◞‿◟)ʃ


 おしまい。