050620 | 鰹節の削り場

050620

「皆で人間どもを震えたたせるのだ!」
オオー!
「我々は代々昔から地道と生きてきた。それも何百万年と姿を変えずじっと我慢してきた。だがしかし、最近になって人間どもは我々を敵視し始めたのだ。我々は人間どもと共存を図ったというのに、彼等は話を聞こうともせず我々、兄弟達を虐殺していった。皆のども!この仕打ちをどう受け止めよう!」
酷い! 惨すぎる! なんて残酷な奴らだ!
「そこで諸君達に策略がある!我々は彼等の命の源の、食料や水道水に忍び込もうと考える。そして彼等の体内に入ったのなら、必ずしも彼等を生活を狂わせてみせようぞ!そして、私のこの策略に乗る者は、今後との生活の安住を約束しよう!さあ諸君、今だ!今こそ我等がこの世を支配するのだ!さあ立ち上がれ!無礼で下等な人間どもを倒すのだ!」
オオー!人間を倒そう!倒そう!倒そう!

小さな家の風呂場の隅で、今日もカビ達は人間を倒そうと策略を練っている。