灯台へ行こう♪ 経ヶ岬灯台 ② | うみまるくんに出会う旅

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雨が降ったりやんだり、忙しいお天気になりました。

雷もどこかでなっているような雷

 

 

 

 

さてさて、経ヶ岬灯台のお話のつづき。

 

 

ここの灯台が電化されたのは、戦後。

巨大なレンズは、水銀槽の上に載っていて、その下に回転機械があります。

上から撮った写真しかなくて、分かりづらいタラー

 

 

巨大なレンズを回転させる水銀槽式回転機械は、明治時代日本で初めてこの灯台で採用されました。

勿論当時は電化されていません。

分銅の落下するエネルギーで回転させる、分銅巻き上げ式でした。

 

 

 

歴史が専門の相方は、役に立つのかイマイチ不明な、妙な事をよく知っています。

私が何気なく撮ってきた写真の一枚を見て

「あ!この奥に写っている黒っぽい円盤の切れ目を、分銅にかましておくんだよ。」

 

 

・・・・・ふ、ふ~ん。ほんと??( ̄_ ̄; 変なものがあるからと撮っておいた私は天才か?

 

 

 

電化により分銅は自動巻き上げ方式になりました。

それまでは、巻き上げきった分銅を手動で下へ戻すために灯台に入った、との事でした(by保安官)

勿論電化以前は、巨大フレネルレンズの中の灯りに油を足す作業も人力です。

灯台守の仕事は本当に大変アセアセ

 

 

 

灯室に上がる行列待ちの間、灯台で使われている灯りの展示を見て時間をつぶしました。

 

 

右端の丸い旧A-3電球が、経ヶ岬など大型沿岸灯台のもの。

ここでは、電化後昭和24年4月14日から昭和36年2月15日まで使用されました。

 

 

その隣の細長いA-3電球は、旧型に代わり平成10年3月16日まで使用されていたもの。

すべて手作りでコストがかかり、その隣の市販のメタルハライドランプに変更されて現在に至ります。

 

 

それより左側は、沿岸灯台や、商用電源の使用できない沿岸灯台、灯標、灯浮標に使用中のもの。

LEDに変更されつつあるものです。

 

 

 

 

それにしても、灯室に上がる長い行列ができている割に、誰も降りてこない!なぜだ!

 

 

灯室の外に仮設階段が作られ、それをみんな降りました。

こんなの初めて( *´艸`)

 

 

 

灯台への道の途中に、山頂展望台への分かれ道があります。

 

 

途中には、凝った作りだけど、中は何もない建物。雨宿り用?ナニコレ。

 

 

さらに上へ行くと、頂上に大きな東屋がありました。

経ヶ岬の西側には、海沿いに航空自衛隊駐屯地と在日米軍通信所が見えます。

青い建物のある辺りから海側です。

 

 

灯台に在日米軍も見学に来ていましたよ( *´艸`) 迷彩服の人が二人写っています

 

 

でも、この展望台まで登ると、実は灯台は全く見えないガーン なんなんだ

 

 

下山途中、葉の茂みからちょっと見えたので一枚カメラ

秋の灯台記念日頃の一般公開のほうが、枝々が落葉していいかもです。