はるのうららの~ | おしずかに。

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そして、春全開!


昼間はねー、ちょっと厚手のシャツなら1枚でもオッケーっすよ。

でも、夜になるとやっぱ寒いよね……(涙)


ということで、通勤途中の桜並木。

駅から港まで延々と何キロも続く遊歩道……

でも、姐はそこを横切るだけ。


ま、一瞬のお花見でも眼福ですよ、はい(;´▽`A``





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そして、前作の続きをまたしてもここで。

ほんとに姐、4月に復帰できるのか!?

……知んないもん。




眠れぬ夜を越えて 7-2



「ねえ、紫乃」
 湯の中で再びゆっくりと抱きしめられた。背中から回された腕が、より橋爪を引き寄せていく。
「こうしてみると、東京の街も意外とキレイなもんだと思わないか?」
 正面に視線を促されて、初めて壁の一面が大きな窓になっていることに気が付いた。
 浴室全部を外から見渡せるような大きさだけど、まさか普通のガラスだというわけはないはず……多分、マジックミラーにでもしてあるのだろう。
 シティビューの大きな窓から臨む東京の夜景は、確かの見慣れたものだけれども。こうして高みから見下ろす風景はまた違った色を見せる。
 間に遮るものは何もない。
 ありのままの姿と感情で、まっすぐに向かってくるから。
 キラキラと光る星屑のような闇の中に浮かぶ灯りの中には、同じように生きている人間達がいるのだろう。
 そこで恋が生まれ、愛に変わり、そして新しい命が芽生えていくのかもしれない。
 まっすぐに向き合いさえすれば、それだけでよかったんだ。
 こんな簡単なことさえ忘れてしまっていた。
「……西脇さん……」
 回された手に手を重ねた。きつく握り締めてもびくともしない頑丈な手。背中に回られても安心感を与えてくれる暖かな温もり。
 安心感。
 この人がいれば、他には何も望まないでいい。
「……感謝します……この人がいてくれたこと……」
 頬を伝う涙は何故かとても温かくて。橋爪は我知れずそっと呟いていた。
「……紫乃? まだ痛むのか?」
 後ろから覗き込んできた西脇にはこの涙しか見えてないのだろう。
「……いえ、もう大丈夫。西脇さんが足をさすってくださったから」
 頬に浮かぶのは笑みだけ。
「楽になった?」
「とても」
 そして、握った手に、更にぎゅっと力を込めた。
 節だった指と指の間に自分の指を潜り込ませ、絡ませていく。
「紫乃?」
「……嬉しいんですよ」
 何もいいたくはない。自分の傍らにこの存在があるだけで、こんなにも自分は幸せになれるから。
 自分のものより一回り大きな手に、どれだけ翻弄され……そして、どれだけ安心を与えられたことだろう。
 ただ、ゆっくりと西脇の指を撫でて。手指を重ねることで、心まで重ねていくような気持ちがした。






短すぎ……ヽ(*'0'*)ツ

あとちょっとで終わる……かもしんない。

終わんないかもしんない。

姐じゃ分からないもん……西脇さんに聞いてー(笑)




そして、GDの新刊騒ぎがちょびっと治まりふと我に返る。


……小説wings、2月10日の……買い忘れてるよ……。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

マイミクさんのSS……載ってるのに……(涙)


ま、文庫化するだろうから、それまで待つか。

とはいえ、今ゲラ来ているらしいのは、前のシリーズらしいんですけどね。

読めるのは、らいねん、かなぁ……