わたしは中学生の頃から断続的に心療内科に通院してきた。通院理由は不登校。
これといってきっかけとなる出来事があったわけではない。でも定期的に抑うつが強くなり学校に行けなくなっていた。中学の3年間は毎年同じパターンで、2学期の途中から行かなくなり、3学期はほぼ不登校。高校も似たような感じだった。
心療内科に通院しても何故学校に行けないのか自分でも理由が分からないから先生に説明ができなかった。だから3回位通院したらもう行かなくなり、しばらくしてまた不調になると今度は違うクリニックに行ってみるということを何度か繰り返した。
短大時代に一度通院していて行かなくなったクリニックにしばらくしてからまたふらっと行ってみたことがあった。何故行ったのか、何を考えていたのか、当時の自分の行動を今のわたしは全く理解できないのだが、そのクリニックで先生から「あなたのような(ふらふらしてる人)はどこの病院に行っても治らないよ」と言われた。
その先生の言葉にすごくショックを受けて泣きながらクリニックを後にしたことは今でもよく覚えている。3ヶ月〜半年位で通院を止めてしまい、しばらくしてからまた別のクリニックに行くといった行動は確かに褒められたものではない。そんなことをしていたら症状改善も期待できないよな、、、と年齢を重ね少しだけ大人になった今なら分かる。
10代、20代、30代とジェットコースター並みの情緒不安定と共に生きてきた。いつも不安で過食症で夜は寝つきが悪くてとにかく毎日がストレスフルだった。
これといってやりたいことも目標も目的もない。趣味もなかった。何となく生きてきた。周りに流されながら。必死に。
気がついたら42歳になっていた。今までも何度かイライラが爆発して睡眠薬をまとめて飲んでは具合悪い悪くなる、という行動をしてきた。でも今年のイライラ発作は過去最高に強烈なもので、過去のOD経験から気持ち悪くなる薬の飲み方が分かっていたので、今回は一度に沢山飲むことを避け、お酒を飲みながら1時間ごとに5回に分けて薬を飲むという芸当をやってみせたわたし。
そして今まではそこまでで眠りに落ちて事なきを得ていたのだが、今回は眠りが訪れるどころか、朝方ラリった状態で外へ散歩に出かけるという、これまたとんでもない行動をとったのだった。怖いのはそんなことをしている自分を冷静に見ているというか、動かしてあえるもうひとりの自分??存在がいて、わたしを操っている感時だったこと。今こうしてその時の事を振り返り、逐一行動を憶えているので、冷静だったことは間違いない。
だから恐ろしいのだ。記憶が飛んだ訳では無い。お酒と睡眠薬のODをした時の自分はまぎれもなく自分で全部覚えているし、自らの意思で取った行動だ。だけど自分以外の別の何かに突き動かされていた、、、感も否めない。
精神科薬の怖さを始めて身を持って体験したから、もう2度と精神科の薬を飲むまいと、薬なんかに頼るなら神仏に頼ろうと心から決心した42歳の冬。