- 太宰 治
- 津軽 (新潮文庫)
前にもどこかで書いたような気がしますが、「断腸の思い」と言う言葉を覚えたのは、太宰治の本でした。
確か、教科書で習った「津軽」で見たのだと思いますが、もうかなり記憶が曖昧で、本当に「津軽」だったかどうか怪しいところです。
因みに、太宰治は唯一、日本文学の中で私が自発的に読んだ作品です。
一番好きなのは、「女生徒」。これはもう、なんだか涙が出てしまいそうなくらい、好きです。
そして、「走れメロス」。書き出しからハートに矢を突き立てられたような気がしました(笑)
文章が格好良すぎて、心ときめきます。
「津軽」は既にどんな内容だったか記憶にないし、「人間失格」や「斜陽」なんかは、一部の面白い(笑えた)フレーズしか覚えておりません。
……で、その太宰治の本を、先日、断腸の思いで処分したんですけども。
今日は更に断腸の思い……もう、心の臓を切られるような思いで本の処分に励みました。
新しい本棚が届いたので、プラネタに出品してある本をすべてそちらに収納したのです。
未整理の本も、箱から出して並べました。
プラネタの本じたいは、売るものなので愛情がどんなに深くても、心の底ではもう自分のものでないようなつもりでいるのですが、問題は、自分の蔵書。
半壊状態を無理矢理使っていた本棚を処分するべく、100冊ほどの本を選び抜いて処分(リサイクル)しようと思ったのですが、100冊では足りず……、残る本棚にどうにかこうにか押し込むためには、最終的に200数冊処分しなければなりませんでした。
これはもう一度読むのか?
もしかしたら数年後にまた読みたくなってしまうかも?
嗚呼!これは数年前にはまって一気に買い集めた作家さんではありませんか!美しい言葉で、ドキドキするような歴史小説を書く作家さん。日本語ってなんて綺麗で豊かなんだろうか!?と心ときめかせた作家さん!
……それなのに、処分してしまうの?
処分してしまうのか私っ!?
とか。
なんか気がつけば大量にある「あしながおじさん」と「若草物語」……。
「小公女」は集めているので、同じ内容の本が何冊あったってそれは構わないと思うのです。版違いの挿絵違いにまで手を出した結果、かなりの量が本棚を占拠しております。
でも。
「あしながおじさん」や「若草物語」まで集めるつもりなのか……。
ああっでも処分してしまうの?
処分してしまうの?この「若草物語」!ハードカバーも文庫も新書もあるの……!
処分してしまうの?この旧仮名遣いの「あしながおじさん」……!?
そんな感じで。
本の処分は断腸の思い。
何度やっても断腸の思い。
でも本当に頑張って処分に処分に処分を重ねたので、かなり本が減りました。
思いのほか早く整理できたので、プラネタ再開の日は近そうです。
いやー、良かった良かった♪
- 太宰 治
- 女生徒 (角川文庫)
- 太宰 治
- 走れメロス (偕成社文庫)