2008/02/26彼がまた床で寝てしまった。何度も何度も何度も、布団で寝ようと声をかけた。傷付いてささくれ立ったトゲトゲの心を隠して、やさしくやさしく話しかけた。でも、やっぱりダメだった。全く起きない。不眠症が聞いて呆れる。稼いできて、家事をやって、面倒をみて、私はいったい何をしているのだろう。寝てしまうのは仕方ない。けれどそれが分かっていて何故対策を取らないのか。それが信じられない。私の言葉は通じていない。
2008/02/232年くらい前、後頭部の毛がモジャモジャなのが気になって、大きなハサミでとかしてみた。はさみを開いてとかしたから、傷んでいた毛がたくさん切れて、椅子の周りは自分の髪の毛でいっぱいになった。それ以来髪の毛を抜いたり切ったりせずにはいられなくて、一時期は後頭部だけかなり薄く、長さも2~3cm程度しかなくなってしまった。手触りの悪い髪の毛があってはいけない気がして、触っては抜いて触っては抜いての繰り返し。その時に比べれば今は随分良くなったけれど、まだ終わらない。高校生の時、自分の血を見ると凄く落ち着いた。色々なところを切ってみたけれど、手首から流れる血がいちばん良かった。いい歳になるまで切ることをしばらく止められなかった。今はもう終わった。どちらも自然とはじまって、ピークの時期があって、落ち着く。落ち着くまでは、どうやって自分を抑えようか、そればかりを思って自分以外の人の気持ちを感じることができないけれど、落ち着いてみると世界には色々な人がいて、自分と同じ人もたくさんいて、安心する。抜毛症という名前があっただけで、うまく表現できないけれど、とにかくほっとした。
2008/02/21わかっていることなんて無いけれど、それでもなんとなく感じることがある。だから私はここにいる。でもふとしたときに何もかもわからなくなって、私は死んでしまったのかな、と思ったりする。早く前みたいに元気になりたいな。