「農家の跡取り息子です。生産手法や人材配置に、マーケティングの考えや人材教育プログラムを取り入れたいと考えています。
根岸先生は親とか邪魔にならなかった
ですか?とてもしんどいです。」
というご質問をいただきました。
私も、邪魔と思ったことはあります。
これは、非常によく聞く「質問・愚痴」です。
自分が「牧場をこうしたい」だとか、
自分は「こういう風になりたい」
という、自分の正直な思いを、
何度も伝え続けることが大切です。
普通の方は、いつもと同じトーンで、
ご両親に伝えて突っぱねられるのだと
思います。
ご両親としては、可愛い子供のことは心配だし、助けてあげたいという気持ちを持っている半面、いつかは引き継がなければならないという
覚悟も秘めています。
思いを伝え続けることが大切なことの一つです。
また、親が納得するような姿勢で仕事をし続けるということが大切です。
例えば、
ご両親が仕事を始める前に自分が仕事を始める、
ご両親が仕事を終えた後で仕事を終える、
つまり、
誰よりも早く仕事を始めて、誰よりも
遅くまで仕事をするということです。
これは、ご両親に最も届けやすい仕事
の姿勢の伝え方になります。
そのうえで、家に帰った後は、思いを
伝え続けるということが大切です。
自分はまだまだ未熟だという謙虚さを
もって、「困ったときにはアドバイスをもらいたい」という、耳を傾ける姿勢をご両親に伝えることも大切です。
そうすることで、「突拍子もないことは
しない」という安心感をご両親に与える
ことができます。
大事なことは、問題が何か起きた時に、そのことが、
自分が成長するために何を伝えようとしているかを考えることです。
両親が邪魔だと思えるような出来事が発生したときに、そのことが何を伝えようとしているかを考えて行動に移すことが大切だと考えています。
次世代の農業経営者である貴方の一助になれば幸い。