今日の朝、キスムからナイロビに飛ぶはずでした。
しかし
またもやケニア、やってくれました~
昨日の夜9時半頃、航空会社から電話がきて、
「明日空港が閉鎖されるから、飛行機は発着しない」とのこと。
へい
空港が閉鎖ってなんでやねん
てか、なんで連絡が今なの
その理由の説明はないまま、
「つきましては、乗客の皆さんをシャトルバスでエルドレッド
(キスムから車で約2時間のところ)までお連れして、
そこからナイロビへの飛行機に乗っていただきます。
エルドレッドを8時半に発つ(ナイロビ9時到着)ので、
キスム空港を6時15分に出発します」と言う。
ああ、ケニア風に「飛ばないからごめんね~」で済ませるのではなく、
一応、ナイロビに運ぼうという意思はあるのね。
夜の9時すぎに他の手立てを模索することもできないので、
翌朝6時にホテルを出発。
6時15分に空港に着いたけど、スタッフ達はのんびりモード。
早く出ないとフライトに間に合わないと思うんだけど。。。
と焦っているのは、外人乗客だけ。
(と言っても、集まったのは乗客7人+見送り同数だけで、
乗客のうち2人が外人)。
6時40分を過ぎて、やっと出発する気配になってきた。
おんぼろバスに乗り込むと、運転手は猛スピード
とっても、こわいんですが。。。。
スピードバンプではうまいこと速度を下げるので、
ドライバーは道のどこにバンプがあるか良く知っているのだろう
と思うことにする。
舗装されていない道もすごいスピードなので、
座席にしがみついていないといけない。
最初の方は写真を撮る余裕もあったけど、
お尻が痛くなる。。。
しかも、バスが左斜め30度くらいに傾くこともあり、
横転しないかヒヤヒヤ。
気づいたら8時半を過ぎているが、空港らしきものは
見当たらない。
しびれを切らした外人がドライバーに「あとどのくらい?」
「フライトに間に合うのか」とか聞いている。
しかし、騒音がうるさくて答えは聞き取れず。
せっかくエルドレッドまで行っても、着いたら飛行機は
既に出発していた、とかありえるよな~
てか、私は朝9時にナイロビに到着する人を迎えるために
行くのに、9時にナイロビに着けるのだろうか
それでナイロビの担当者に電話して、迎えに行くドライバーの
名前を電話番号を教えてもらう。
揺れて騒音がすごいバスの中で電話をかけたり、
心配なのでSMS(ショートメール)を送ったりして
なんとか、その人達をちゃんとピックアップするように頼んだ。
そして9時頃、やっとエルドレッド到着~
飛行機は空港で待機中
実はキスムからのバスに乗り遅れたグループがいて、
彼らは後からやってきた。飛行機はそのグループも
律儀に待っていたらしく、結局出発したのは11時頃。
丁度隣の席が、バスにいた外人(見かけは南米だがイギリス人)
だったので、いろいろ話をして分かったこと。
キスム空港を国際空港にするための滑走路拡張工事が
今日から始まる。
それで、Jetlink航空は自分の飛行機がキスムの滑走路(工事中は短くなる)を使えなくなるのに気づいたらしい。てことは、Kenya AirwaysもJetlinkも工事が終わるまでは、キスムに発着できない。。。
540という航空会社の飛行機はプロペラ機で小さいので、
これなら発着できるかも。
でも工事が進めば、540も滑走路を使えなくなるはず。
おいおい
てことはキスムに帰って来るときは、540の可能性に賭けるしかない。
9時に迎えに行かなくちゃいけないのに、もう手遅れだよ、
とその人に言うと、
"Welcome to Africa!(アフリカへようこそ!)"
と言われてしまった。。
その人の面白い視点:
アフリカの他の国(もっと貧しい国)は、何か問題があってもその解決を期待できない。
でも、ケニアの場合は時間はかかるが、最終的にはなんとかなる
(今日の場合は、ナイロビに到着できる)。
なるほろ~
確かに、なんだかんだ言いつつ、時間はかかっても、
最終的にはなんとかなってる気がする。
しかし、空港工事が昨日の夜、わかったわけはないから、
もっと早く連絡してくれい