写真は明治9年の2銭銅貨です。
明治9年の2銭銅貨(表面) 明治9年の2銭銅貨(裏面)
直径 31.81mm 品位 銅980/錫10/.亜鉛10 量目 14.26g
角ウロコ (表面の竜の模様)
実はこの2銭銅貨は店長の居る三重県名張市とも大いに関係があります。
下の写真は、名張市の旧町で江戸川乱歩の二銭銅貨のせんべいを販売してるお店(山本松寿堂 三重県名張市中町372-1)。
怪奇小説で有名な作家・江戸川乱歩(三重県名賀郡名張町(現・名張市)に名賀郡役所書記の平井繁男・きくの長男として生まれる)が生まれた町でもあります。
『二銭銅貨』は江戸川乱歩による短編推理小説で,1922年に執筆され、1923年、雑誌『新青年』(大正12年4月号)に掲載された。この作品で乱歩は評判になり、作家として生計をたてていけるようになった。後の活躍の出発点ともいえる重要な作品。日本最初の本格探偵小説ともいわれています。
少年探偵団シリーズの1つに、同名の『二銭銅貨』で若年層向けにリライトした作品がある。探偵役も無名時代の明智小五郎ということになっています。
お近くにこられたら名張にもおいでください。 いずれも画像クリックで詳細・関連画面に。