名張市薦生の市立薦原小周辺で、「体長3メートルの蛇を目撃した」との情報が地元の八幡区に寄せられ、31日、住民ら約60人が捜索活動を行った。しかし、目標の蛇は見つからず、同区は引き続き注意を呼びかけている。

 同区によると、目撃したのは市内の男性で、13日昼ごろ、同小近くの市道で成人男性の腕の太さぐらいあるクリーム色の蛇がはっているのを見たという。学校周辺の安全を確保するため、捜索を行った。参加した天王寺動物園(大阪市)の職員、芝野利夫さん(53)=名張市新田=によると、情報が正確ならばニシキヘビの白変種で、ペットとして飼われていたのが逃げた可能性もあるという。

 この日は、地元住民や同小教職員、名張署員らが竹の棒を手に、学校を中心とした半径200メートルの林や川岸を捜索したが、体長約30センチのマムシ1匹を捕獲するにとどまった。森本義治・八幡区長(65)は「引き続き注意はするが、これで子どもたちも安心して通学できるのではないか」と話していた。

〔毎日新聞 2009年6月1日 伊賀版〕

確かにマムシがいるとの噂は以前から聞いていましたが、何だか3mと言えば相当な大きさです。 怖いですね。