↓ 日曜日。西の空。
  積雲の列が連なって、ゆゆしい気配。

 最近通う医療機関に、耳鼻科が加わった。草花のアレルギーは1年中ある。ことしは特にひどい。この年になるまで経験したことがないほど、鼻炎によって生活に支障が出ている。鼻が詰まってよく眠れない。でもって口呼吸をするから、最近は朝起きたときのどに違和感がある。3週間前にうがい薬を処方してもらったが、あまり改善したとは思えない。

 この耳鼻科は、町の医療ビルに入っている。ほかには内科、皮膚科、眼科がある。わたしが暮らす町の周辺には、評判の良い耳鼻科がない。耳鼻科の数も少ない。だからこの耳鼻科はいつも混んでいる。きょう受付をしたときは14人待ちだった。が、補聴器の相談がある曜日ということで、1時間弱は待たないといけないだろうと言われた。中待合が「密」なので、外のベンチに座っている。(11:43。中、すいたカナ? あきません)
 近くに喫茶店でもあればな、と、ビルの外へ出ようとした。そうして気づいた。
 ここは耳鼻科だ。のどを診てもらう。歯磨きもしてきた。なのにコーヒーを飲んだら、いかんヤロ!

 そうして今、「単文の訓練」をしている。
 午後も病院だ。先週受診した健康診断の結果を聞きに行かなければならない。先週は母も検査で同じ病院へ行った。正確には、母をその病院へ連れて行くついでに、自分も検診を受けることにしたのである。
 本を読む根気がない。それに、これだけインプットデータがココロに硬くこびりついている状態では、新たなものをこれ以上インプットすることは、精神的に危険を感じる。きょうここへ来るときも、車の運転、安全確認が不安になった。
 いろいろとよろしくない、夏の終わりである。(暦のうえでは秋の半ばくらいなのだけど)