六月二十三日火曜日の午前中。精神科の医師は、胃痛と薬との関連性はないと判断したようだった。すぐに外科・胃腸科のドクターの診察に回された。きつい胃薬を三日分処方してもらった。それでもやはり胃痛は治らず、その週も志ん生ばかりを聴いてはうたた寝をして過ごした。

 六月二十九日月曜日は、胃の重さを感じたと手帳に記している。ともかく再び胃腸科へ行った。CTスキャンを受けた。便が溜まっていると言われ、日ごろの運動不足を悔やむことはしないのである。その気力がないのだから。便が溜まっているせい胃酸が上がって来るかもしれないとのことで、下剤を処方された。前の週にもらった胃薬を一週間分もらった。それでようやく今、七月四日、こうしてパソコンに向えるようになった。

 CTスキャン、高かった! 医師は胃カメラの検査もしたほうがいいと言うし、自分でもそう思うが……病気はカネがかかる!!