(1月31日付け、河北新報より…)

…「ナナが泣いている…。」岩手県一関市川崎町の主婦後藤美由紀さん(54)は一瞬、信じられなかった…。
愛犬の目が潤み、一筋の光るものが流れた。17歳のおばあちゃんで日に日に弱っていた、、、
心配して連絡をくれた長女の声を聞かせようと、美由紀さんはナナに電話を向けた。するともう聴覚も、視覚もないはずのナナは懸命に耳を立てた。また1滴がこぼれ落ちた……。
18日夜の出来事だった…。
2004年のクリスマス、生後間もない柴犬ナナが家族の一員に。夫の泰彦さん(61)が住職を務める常堅寺の番犬となった。2年前に足腰が弱まると、美由紀さんが人間同様の介護を続けた。ステイホームのご時世で、関係はより密になった。食事をして、排せつをして一日を終えるたびに喜び合った…。
『今日も生きたね…』『ワン…』
電話から数時間後、美由紀さんに左前足を握られて、ナナは旅立った。葬儀まで執り行った夫妻はなぜか喪失感がない…。
『最後まで一緒に生き抜いたし、涙で感謝してもらえたから…。』(一関支局・金野正之)
☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;
…こんなに愛されたナナも、またそんなナナに愛された後藤家の皆さんも本当に幸せだったと思います(。・_・)ノ☆・゚:*:。★・゚;
人同士の関係が希薄になる中、とても考えさせられるお話しでした。。。
皆さんの心にも温かく訴えかけるものを感じて頂けたなら凄く幸いです。。。
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愛犬の目が潤み、一筋の光るものが流れた。17歳のおばあちゃんで日に日に弱っていた、、、
心配して連絡をくれた長女の声を聞かせようと、美由紀さんはナナに電話を向けた。するともう聴覚も、視覚もないはずのナナは懸命に耳を立てた。また1滴がこぼれ落ちた……。
18日夜の出来事だった…。
2004年のクリスマス、生後間もない柴犬ナナが家族の一員に。夫の泰彦さん(61)が住職を務める常堅寺の番犬となった。2年前に足腰が弱まると、美由紀さんが人間同様の介護を続けた。ステイホームのご時世で、関係はより密になった。食事をして、排せつをして一日を終えるたびに喜び合った…。
『今日も生きたね…』『ワン…』
電話から数時間後、美由紀さんに左前足を握られて、ナナは旅立った。葬儀まで執り行った夫妻はなぜか喪失感がない…。
『最後まで一緒に生き抜いたし、涙で感謝してもらえたから…。』(一関支局・金野正之)
☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;
…こんなに愛されたナナも、またそんなナナに愛された後藤家の皆さんも本当に幸せだったと思います(。・_・)ノ☆・゚:*:。★・゚;
人同士の関係が希薄になる中、とても考えさせられるお話しでした。。。
皆さんの心にも温かく訴えかけるものを感じて頂けたなら凄く幸いです。。。
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