(5月31日付け、毎日新聞より…)

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…今年3月に全国の小学校や図書館に配布された学習漫画「富山県のひみつ」に誤りが16カ所見つかった……。
魚津市のたてもん祭りの開催時期や、女子レスリングのリオデジャネイロ五輪金メダリストで高岡市出身の登坂絵莉選手の階級などに誤りがあった…。
県の委託を受けて制作した学研プラス(東京都)が負担し、修正版約3万部を今月中に再配布する、、、【鶴見泰寿】

学習漫画は、富山の魅力を発信しようと県が予算3000万円で出版することにし、制作を学研プラスに発注。配布後、一部誤りに気付いた読者から指摘があり、同社で調べ直したところ、誤りは16カ所にも及んだ。。。

8月のたてもん祭りは「5月」に、48キロ級の登坂選手は「46キロ級」になっていた。さらに、2016年のリオ五輪を「17年」▽黒部ダムカレーの説明で「カツは遊覧船」とすべきところを「カツは放水」▽北陸新幹線を北陸本線~などと誤りのオンパレード、、、

県企画調整室は「校正の段階で複数の誤りを指摘したが、そのまま掲載となり遺憾だ」と憤る。同社の広報担当は「最終的に直し漏れの人的ミスが出た。子どもに誤った情報を伝えてはならないと修正版の再送を決めた。大変申し訳ない」と陳謝した……。

同様の学習漫画は、埼玉、山梨、福島、宮城の各県と岡山県倉敷市、和歌山県広川町が出版している…。
富山版は表紙に、氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの人気作「忍者ハットリくん」のキャラクターをあしらうなど特徴を出した…。
同室担当者は「(修正された)漫画を読んで、全国の子どもたちが富山ファンになってほしい」と期待してる。。。

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…同じ学習教材を扱う出版社としては、僕の勤める会社も決して他人事ではない事例だと自己反省しています、、、

出版社によってそのチェック体制に違いはあるかと思いますが、実際に刷り上がった実物を見て初めて判るケースもあるので、決して特定の出版社の意図的なミスではないことだけは付け加えておきたいと思います、、、



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