(8月22日付け、東京新聞より…)




…『生乳生産本州一』を生かしたまちづくりを進める那須塩原市で、地元の県立那須清峰高校の生徒有志五人と教諭六人が「どこでも飲める牛乳蛇口(ミルクバー)」を開発した……。
牛乳を入れた容器の周りに冷水を循環させて冷やし、容器に付けた蛇口をひねれば中身が出てくる。持ち運べて太陽光発電機能も備えているため、イベント会場などどこでもおいしい牛乳が楽しめる……。(小川直人)

ミルクバーは円筒形の容器(約四十リットル)に、銅管を取り付けた銅板を巻き付け、銅管に冷水を流して内部を冷却する仕組み。水はポンプで循環させる。バッテリーなどの外部電源で動かすが、晴天の野外なら太陽光パネルも使える。容器の中の牛乳は温度が三?五度に保たれるという……。
市は今年三月、『生乳生産本州一』の看板を生かして地域活性化を図る「ミルクタウン戦略」を策定。戦略の中で消費者に目で見て楽しんでもらえる取り組みとして「牛乳蛇口」の開発を盛り込んだ。戦略を知った同校が『開発できるかもしれない』と市に申し出て、製作することに。参加する生徒を募ると五人が手を挙げた……。

牛乳を冷やす方式は、生徒からパソコン内部を冷却する仕組みなど複数の提案があったが、より少ない電力で働く方式にしようと『冷水循環式』を採用。銅管のはんだ付けなど生徒自らが作業した……。
参加した磯彩睦(あやはる)さん(電子機械科三年)は『広い範囲のはんだ付けなど初めての作業が多く難しかった……』と振り返る。田嶋優一朗さん(同一年)と宮下宗大さん(同一年)も『パイプを曲げるのに苦労した。部品の寸法が重要で気を使った…。』と口をそろえた。。。

電子機械科長の田崎隆男教諭は『当初はうまくできるか分からず、参加してくれた生徒たちは勇気がある。作業もいろいろと工夫していた』と評価した……。
最初に完成したミルクバーは、容器や銅管などをむき出しにして冷却の構造が分かるようにした。製作中の二台目は、よりかわいらしくしようと、市のキャラクター「みるひぃ」の着ぐるみで全体を覆う予定。九月二日に那須塩原駅西口前広場で開かれる「牛乳の日イベント」でお披露目し、各種イベントで活用していく。。。

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…血と汗がにじむほどの苦労を経て完成したこのミルクサーバーっo(^-^)o☆・゚:*:。★・゚;

蛇口をひねってドバドバ出てくる牛乳をビール用のジョッキでたくさん汲み取り、グビグビ喉を鳴らしながら一気に飲んでみたいですね゚+。(*′∇`)。+゚

9月2日、お時間のある方はぜひ那須塩原駅まで足を運んでみて下さい(*゚∇^*)ノシ☆・゚:*:。★・゚;



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