駐車場のネズミモチの木は2年前に主たる幹を切った。

背が抑えられたと思っていたら、それからもどんどん大きくなって、

今年こそは他の伸びている木も切らねばと思っていた。 
 

今日切るつもりで木の方に目をやると、大量のアリが登っていっている??

その上の方に、鳥の巣?ができている?。 
何が起こっているのか?かんたんにに想像できた。

が、かわいそすぎて、、、

空想を進めずに

あとで真実を見ることにした。 
 

時間はかかったが、全ての木の幹を切って、スッキリした。 

さて、その中の気になる木。 

そう。 
「巣の中はどうなっていたか!?」 
3匹のヒナが死んでいた。

心が痛くて、

どうしても写真を撮ることができなかった。

卵からかえって間もない毛も羽も生えていないヒナだった。 
巣をよく見ると、木の枝ではなく、ビニールの紐状のものをいっぱい使っていた。 


この材質で作ってしまったら、気密性が高くなる。

なので、雨が降った時に排水ができず、水が溜まり、

おぼれてしまったのだろう。

 
おそらくだが、ヒナがふ化したすぐ後の大雨だろう。

外傷もなく、3匹が固まって死んでいた。 

親がちゃんとした素材で巣を作っていたら、

大雨でも死ななかっただろうし、

巣を作る場所を、葉の茂った枝の下に作っていたら、

こんなことにはならなかっただろうね。 
自然界では、無知な行動はすぐに死に直結する。 

ネズミモチは精力旺盛なので、すぐに巣を作れるぐらいになるだろうが、

今度はちゃんとした親鳥が来訪してくれることを願う。

鳥に願うのは酷か? 

親の無知が。。 
どこかでよく聞く話。。。