3ヶ月ぶりの更新です。成績提出、残務処理も終わって完全に夏休みに入りました。

 大津のいじめ事件の報道も一段落したようです。情報が断片的で事件の全容がなかなかわかりませんでしたが、いじめの指導は経験があるので、大体の経過、状況などある程度は推定できます。とりあえず、私が正しいと思う情報を元にいろいろと思うところを書こうと思います。

 本編では次回はいじめの指導という話で止まっていますが、番外編終了後に書こうと思っています。

 まずはマスコミの問題点ですが、時系列の経過や因果関係、有罪の立証の可能性など全てがごっちゃになっているようなので、少し整理してから話をしようと思います。

 アンケート云々、自殺の練習云々、いつの話なのか?、どんな話なのか?。まずは自殺前と自殺後に話を分けて考えようと思います。

 なかなかいいサイトが見つかりませんがこんなサイトを参考にしようと思います。

http://www48.atwiki.jp/tukamarosiga/pages/162.html
サイトは時系列が下からですが見やすいよう上からに並べ替えています。

・9月29日
<学校側>
  皇子山中学体育祭での暴行、女性教諭が目撃し注意 (2012/07/13発覚)

・2週間前
<被害者・家族>
  滋賀県子ども・子育て応援センターと滋賀県中央子ども家庭相談センター(児童相談所)に相談
  →両センターともいじめには気付かなかったことが判明 (2012/07/18発覚)

・6日前
<学校側>
  複数教諭がいじめの可能性を疑っていた(2012/07/14発覚)

・<学校側>
  学校のトイレで暴行。同級生からの訴えで、担任は現場へ駆けつける。
  →学校側は「いじめではなく喧嘩」と判断。(2012/07/15発覚)

・4日前
<同級生>
  暴行目撃(→別の生徒が仲裁)

・前日・3日前
<被害者・家族>
  部屋が荒らされていた(関係者証言) (2012/07/13発覚)

・10月11日
<被害者>
  朝、滋賀県大津市立皇子山中学校の2年生(当時)が飛び降り自殺。
<県警>
  自殺と判断

事件前の経過は以上のようです。

私が考えるポイントは以下です。

・被害者本人(家族ではない)から「お金を取られた」「殴られた」などの訴えがあったかとうか。

・夏休み後は生徒同士の人間関係が変わっており、特に誰かの家がたまり場になっている場合は要注意。夏休みにいじめがエスカレートし、秋、冬に発覚すること多し。万引きも同様。9月は生徒指導のピークになる場合が多いようです。

どこに問題があると思いますか?

詳細は次回に。