1999年04月29日 三浦半島・剱崎の地磯にて
★☆玲子様☆★
GW第一弾は二度目のチヌ挑戦とあって、今回は慎重に小道具を仕入れる事にする。
まず、水中浮きをB~3Bで同じ浮力を複数個用意する。流出対策である。浮きはタモで拾えるが、水中は沈んでしまうので仕方ない。
等と色々物色して、腹が減ったので十間坂の吉野家に入る。いつものメニューは特盛に玉だ。
ふと目をやると、アルバイト募集の巨大なポスターに見慣れた女性。。。。
名札は「児島玲子」になってるぢゃないか~!!。
うををおおおぉぉぉぉ、巨大な玲子様がぁぁ~~。。。。
素晴らしい、吉野家よ、永久にあれ~~。。。
釣りをする君達、外食はすべて吉野家でするように。
吉野家、えらい。吉野家、すごい。
ちなみにポスター欲しいんですけど。。。だめ??(笑)
★☆いざ、剱崎へ☆★
今回はテーマを設定し、明確にしておく。実は以前の釣行記には書いてないが、その時々でテーマを持って実行している。漫然と竿を出して、上達するわけが無い。
前回のテーマは私とお師匠様、そして、磯と堤防の違いを抽出する、いわば予備実験みたいなものである。
その結果、お師匠様との違いは前釣行記の通り。そして堤防と磯の違いは、ズバリ潮である。速さ、コマセの広がる状態、その他ほとんどが堤防とは異なる。もちろん、堤防にも潮はあるが、磯のそれとは随分違って見えるものだ。おそらく、海底の形状なども随分寄与している事であろう。
そういう訳で今回のテーマは「コマセの帯び」と「えさを先行して誘い、流す」である。
堤防のように潮の緩い所では、コマセも縦の拡散のみ考慮すればよかったが、磯は横への拡散の方がはるかに大きい。そして、近代釣法の要である誘いも、潮の速さを考慮して餌を先行させ、浮きが後を追うようにしなければならない。
この2点が今回のテーマである。
今回、前回の反省から釣行開始時間を遅らせ、夕まづめに焦点を絞る。場所はお師匠様にお願いして確保して頂く事になった。本当は逆が好ましいのだが…。
で、当日。実は前夜、寝つきは良かったのだが、どうも気がはやってたらしく、午前2時に間が覚める。そのまま寝付けず布団でグダグダしていたら朝になってしまった。よって体調は悪い、おまけに眠い。。。。
結局5時起床予定を20分ほど切り上げ、そそくさと支度を済ませて出撃する事に。車に乗り込み、目覚まし代わりにユーロビートをガッツンガッツンである。
が。。。。雨である。江ノ島辺りではジャンジャンと容赦無く大粒が叩きつけてくる。これは困った。。。。
が、逗子では雨も止み、晴れ間が見え出した。1時間ほどで目指す剱崎に到着である。
★☆立っていられないほどの強風☆★
車から降りると、いきなり冷たい北風が吹き付けてくる。しかも強い、ハンパぢゃない。
師匠に携帯を入れると、予想通り便所下に入られている。師匠の御友人もご一緒らしい。私もそそくさと身支度を整え、便所下に移動する。
今回ブーツを新調したが、やはり磯用ということもあり、非常に歩きやすい。滑りは皆無、これは快適である。
ポイントに到着し、師匠に挨拶、おNEWの竿で仕掛けを組む。が、軽い竿のはずが、折からの強風で重いおもい。。。。
どれくらい重いかというと、竿を立てられないくらい重いのだ。信じられないかもしれないが、仕掛けを掴むのに竿を後方45度以上というか、ほぼ水平近くまで倒さないと糸が泳いでおよいで。。。。
当然片手ではできないから、竿尻を地面につけ、両手で竿を傾けて行く。
時折、「おっとっとっ。。。」と海側に押し出されるほどの突風が、私の背中を襲ってくる。仕方ないので、しばし座り込む。
私は今、釣りをしているのだろうか。。。。。。この風はなんやねん??
なんとか仕掛けを組み立て、竿をチャランボに掛ける。こいつも新調だが、なかなか便利でよろしい。磯では有ったほうが良いというか、必需品にも思えてくるほど便利である。
★☆流出☆★
まずはコマセを撒いて潮の確認。思ったより動いていない。師匠曰く、通常と反対方向に潮が動いている為、釣りにくいとの事。
又、潮が引き始めた為、目の前に隠れ根がドド~ンと出現してきた。ラインが絡めば浮き流出は必死である。それだけは阻止しなければならないが、ポイントはその隠れ根の向こうだ。
師匠は根掛かり覚悟で攻めてみろとおっしゃる。。。。。
う~む。。。。。虎穴に入らずんば、虎子を得ずというやつですな。
ではと果敢にアタック開始。すでに本日のテーマはぶっ飛んでしまった。何故なら、根掛かりを避ける為にラインを張ると、強風で浮きあがってしまうのだ。よって浮きは固定にし、遊動させないようにしないと浮き下は常に浅くなってしまう。それでも浮きは、ラインと共に風に流されてしまう。
非常に釣りにくい…。
が、前回と違うのは新調した中通しの竿が遺憾なく威力を発揮し、竿への糸がらみが一度もなかったことだろうか。これだけは快適であったが、どんなに軽い竿を買っても、風がこれだけ強いと有り難味に欠けてしまう。
それは次回に取っておくとして、これから始めようという方は、迷う事無く中通しを選ぶべきである。結局買い直す事になるなら、最初から中通しを選んだほうが賢いと思う。
そんな事を考えていると、やっぱりと言うか、あ~あと言うか、根掛かりで浮き流出である。しかも、前回仕入れたお気に入りの、まだ金も払ってない浮きである。ショック~。
が、師匠も何個か流出している様子である。
これで意気消沈し、素直に足下を攻める事にする。
★☆来た~!!☆★
足下にコマセを打ち、浮きを入れる。同調という意味ではなかなか良い感じである。と、浮きが走り出す。合わせると軽い感触、アナハゼが釣れる。
その後、ギンポと思われる謎の生物がポツポツ上がり、餌取の活性は上がってきたようだ。
朝方の雨、そして北風により、水温が一気に下がってしまったようで、午前中は餌取りも見えないような状態であった。午後になってようやく風が弱まり、なんとか釣りができる状態まで回復してきた。
これで望みが出てきた。
と、ツツツ~ッと浮きがシモリ出す。ポンッと合わせると、グンッと一気に絞り込まれる。。。。。
「き。。。きたあぁぁぁ~」と思わず大声で叫んでしまった(笑)。待望のヒットだ。
結構強烈な引きは、下へ向かって走っている。多分メジナだろうと思うと、やっぱりクチブトメジナであった。しかも、尾又長27.5cmの自己記録更新である。
師匠から「もっと大きいのを引き出そう。」と言われ、同じポイントに投入。すると今度もツツツ~ッと浮きがシモリ出す。合わせると今度はさっきより軽い引き。上げると20cmのクチブトであった。
サイズダウンしてしまった。。。。。。(笑)
★☆渋滞のビッグウェ~ブ!!☆★
これが本日の時合いだったらしく、残念ながらこの後はさっぱり。で、納竿。
帰り支度をしていると、お土産と言って魚を頂いてしまった。気にして頂いてるようで、感謝感謝である。
この後、衣笠のファミレスで反省会。色々勉強になる御話を、師匠と御友人から拝聴させていただいた。次回は魚のしめ方を教わる事を約束し、解散した。
が、どうも冷たい風に吹かれてたのが悪かったらしく、腹の調子が悪い。と、渋滞の中で身をよじるほどの強烈な腹痛、ビッグウェ~ブが私を襲ってくる。
少しすると収まるのだが、タイミングの悪い事に渋滞中、しかも痛みが収まって「まあいいや」と発進すると、幾度となく襲ってくる。こともあろうにコンビニを過ぎると、どう言う訳かそれが。。。。。
死ぬような思いで帰宅し、速攻で御不浄に駆け込む。ん~、すっきり。
★☆食べ物検査☆★
釣ってきた魚をばらし、胃の中を覗いて見た。こいつら一体、何を食べてるのだろうか。特にメジナは、水温によって消化酵素を使い分ける為、あの水温で何を食べてたのか、興味津々である。
と、腹の中はコマセでパンパンであった。
どうやら根の中でじっとして、口の前に落ちてきたコマセのみを食し、水温が上がった午後にフラフラ出てきたやつが釣れたのだろうと推測する。
それくらい活性が低かったと言う事で、それを上げた私はさすがと言う事になる(笑)。
もっとも、クロダイ狙いでメジナが釣れても外道は外道ですから。。。。。。
美味いんですけどね、ここのメジナ。全く臭くないし、身もしまってコリコリだし。
と言う事で、次回もクロダイ狙い敢行です。
そして、私ぷらなあは、「チヌおやぢ」になったことを正式にここで宣言します。
えっ、釣れてから? 失礼しました~。
