1999年05月07日 三浦・剱崎の地磯 | <Reboot>堤防へ行こう

1999年05月07日 三浦・剱崎の地磯

★☆伊豆の不完全燃焼☆★


ど~~~にもこらえられない。伊豆の不完全燃焼が頭にこびりついて離れないのである。そりゃそうだ、リフレッシュのはずだった伊豆釣行が、逆にストレスとなって自らの精神を犯し始めているのだから。。。。


で、考えた。


休みはまだある。しかも平日かつ連休後となれば、人も少ないだろう。連休後なら多少の場荒れはあるかもしれないが、1日おいた7日なら多少は回復しているはず。


となれば話は早い。行きましょう、剱崎へ。しかも名磯と誉れ高い平島の磯へ。GW第3弾、締めくくりにふさわしい。


早速天気をチェックチェック。晴れというより豪天。が、午後から南西の風が強い。また強風かい。。。。。。

となると、南西の風では入れるのは必然的に平島の磯だけとなってしまう。


おいおい。。。。平日だからゆっくり行きたかったのに。。。。。


平島に入れる場所がないと、当日は釣りにならない。仕方ないので早起きし、磯に入ると致しましょう。



★☆タッチの差☆★


7日、朝3時起床。眠い、徹底的に眠い。連休疲れが出てきたか?

とにかくマッハで身支度をし、剱崎に向けて出撃する。


誰もいない事を祈りながら、磯場の入り口まで車を走らせると、前方に車のライト。

マズい。ヒジョ~にマズい。もしかして満席か???


と、下まで降りると駐車スペースには、その車と私の車だけ。どうやら我々が一番乗りらしい。車を降りて一声掛け、その方の後から平島に入った。特等席はもちろん先着の方。私はその左に入り、早速準備に取りかかる。


準備中、先着の方と話をしていると、釣りnetにレポートが上がっている日比谷さんの先輩と称される方であった。私も、同じくレポートが上がっている横浜の耕吉さんに無理やり弟子入りして勉強中の身ですと申し上げた。

世の中、Netの発達で面白いつながりができつつある。人類みな知り合いも面白いかも。


コマセの配合と仕掛けの準備が出来上がる頃、正面に朝日が昇ってきた。よっしゃ、Start Fishingだ。



★☆ゴミ☆★


と、明るくなった海面にコマセを打って潮の流れを確認しようと思うと、なんと海面中漂着物だらけ。ほとんどゴミだ。


ガ~~~ン、信じられん。場荒れもいいところである。

が、本日は午後からの強風を考えると、ここ以外の磯は釣りにならないだろう。いつ吹き出すかも判らないので、ここからは動けない。


仕方ない、ゴミを避けてなんとかやってみよう。


いつもならここで師匠からタナの指示があるのだが、今回は一人という事で誰も助けてはくれない。錘のついたゴム管を針に着け、数カ所のポイントで深度をみる。だいたい底まで3ヒロから3ヒロ半といったところだろうか。うまく計れているのか??

コマセを打つと、ほとんど真直ぐ沈む。潮は動いてないようだ。

で、浮き下を底から40cmくらいに調整して始めてみる。


おっと、本日のお題目がまだでしたね。


ジャ~~ン、狙いはクロダイ。。。。。。と、食べれる魚一般(^^;;


確かクロダイは底のほうと記憶していたが、狙う魚の割に記憶がイマイチはっきりしない。どうも師匠に頼りすぎてたせいか??



★☆ウミタナゴ ポンポンッ☆★


ゴミを避けて仕掛けを入れる。新しく買った浮きは形状は気に入ってるのだが、使ってみると座りが悪い。やっぱ安物なりという事だろうか?。どうしよう、安かったんで何個か買いこんじまった。。。。。


当たりがないので竿を上げると、既に餌がない。続いて投入。浮きの座りが悪くフラフラしているのが気になるので上げると、カジラれまくったオキアミの変わり果てた姿。

単に浮きの座りが悪いのか、それともカジラれに反応してフラフラしているのか? いずれにしても、浮きが入らないようだ。浮力はシオシオに調整してあるのだが。。。。。


で、この後は試行錯誤。水中浮きの影響で、海草の生えてる際に来ると何故か浮きがシモッていく。潮はさほど動いてないのだが、海草の周りでは変化があるらしく、餌が無くてもシモるのだ。良く潮を捕らえる浮きだなあと感心しながら、仕掛けを替えていく。

結局、水中浮きは外し、ガン玉段々打ちに落ち着いた。タナも2ヒロ半まで上げてみると、浮きの反応が変わってきた。餌取りのアタックにも反応しだし、変なシモリも無くなった。よしよし。。。。


と、ツツ~~ッとシモッた。合わせると結構な手応えであるが、メジナほどではない。上げると、お腹をパンパンにしたウミタナゴである。

早速お持ち帰りゲットと思ったが、腹を割った瞬間の水子地獄を想像すると可愛そうになったので、お帰り願った。

ここでいう可愛そうなのは、ウミタナゴではなく嫁である(^^;;


その後はゆっくりゴミが動き出し、ポイントを転々と変えながらソイをゲット。お持ち帰り一号である。が、ゴミの動きがゆっくりすぎて非常に釣りにくい。目の前は相も変わらずゴミの海である。困った。。。。


そんな状態でも、時折キュウセンを交えながらウミタナゴが順調に釣れる。

順調(--;;。。。。。

潮の状態から、今日はこれしか釣れそうに無い予感がしたので、4枚だけキープする事にした。



★☆水子地獄??☆★


ウミタナゴを持って帰る以上、我が家のキッチンを水子地獄にするわけには行かない。嫁の悲鳴は精神衛生に良くない。

なんで、磯で腹出して持ちかえる事にした。


「ごめんな~、堪忍やで~、ちゃんと食べたるからな~」とウミタナゴに謝り、腹に小出刃をブスリ。すると、親と同じ形をした子タナゴがワラワラ出る出る。。。。。

早産地獄になってしまった。堪忍やでぇ~。チャンと食べるからな~。



★☆くそボラ軍団登場☆★


しばし精神ダメージ回復の為に休息し、アタック続行する。が、思わぬ伏兵が登場した。


くそボラ軍団である。


こいつらときたら、撒いたコマセをあっという間にたいらげ、餌に食いつくわけでもなく、浮き下でコマセはまだかとウロウロしている。しかも、ハリスはしっかり避けて泳ぐから腹が立つ。

ボラの視力と学習能力は、これほど高かったのだろうか?


どうでもいいから、どっか行けよ。

こんなんがウロウロしてたらコマセは下まで届かないし、チヌも警戒して出てこないぢゃないか~!!


仕方ないので、少しでも下に届かせようとコマセを多く打ちまくる。すると興奮したのか、海面下でボラが盛んにヒラを打ってる。

と、一瞬「えっ?」という、鈍い銀色に輝く扁平な魚体がヒラを打つのが見えた。しかもデカい。50cmは確実にある。


高貴な扁平体型は、弾丸体型のくそボラなどとは見間違えるはずも無い。チヌだ。


「い。。。いる~っ。。。。」心臓がバクバクしてきた。。。。


とにかくチヌを寄せておく為、コマセを短い間隔で打ちまくる。その間、タナを少し上げ、餌を丁寧に付けてそっと投入。

ネリックスを持ってこなかったのは痛恨である。


その後も何度かヒラを打つチヌを見たのだが、ボラに邪魔されてどうにもならない。仕掛けの周りをウロウロするから、離れた場所に打ったコマセにしかチヌは反応しない。釣れるのは、それでも餌に食いついてくる卑しいウミタナゴばかり。。。。


いいから、ボラは長崎に行ってカラスミにでもなっとれ、ボケェ~。



★☆吹き荒れる強風☆★



午後から強風との事であったが、空は晴れ渡り、初夏を思わせるそよ風は心地よい。天気予報より私が勝った(?)のだ。


と、ハイペースでコマセを打っていたため、バッカンの中身が心もとない。これは補給が必要である。時計はちょうど昼、一休みついでに食事を済ませ、コマセを追加しようと思ってバッグを見ると、私の昼のパンが無残にも食い散らかされている。

横では「ポッポ~ッ」と満足げな鳩。お前、フランス料理にして食うたろか。


仕方ないので隣の方に一声掛け、上の餌屋に調達に行く事にした。隣の方も配合が欲しかったらしく、ついでに買って来る事にした。


腹もコマセも補給を済ませ、さあこれからというところで背中から強風がピュ~ピュ~吹き始める。おいおい、どうせなら補給前に吹き出してくれよ。


が、悪い事ばかりではない。強風で海が荒れ始め、潮が動き出してきたのだ。おまけにゴミも動き出し、平島のポイント全貌が見え出してきた。


コマセを打つと、潮が左から右へ流れている。この潮の感じはメジナが出そうだと直感した。以前、師匠がメジナの潮だと教えてくれた状態によく似ている。


コマセには相変わらずボラが盛んに反応しているが、チヌの反応は海面の荒れでもはや判別不可能である。で、タナを1ヒロ半に設定し、浅いタナで勝負してみる事にした。

風がどんどん強くなるので、もう勝負できる時間は僅かであろう。とにかく、追加したコマセをポンポン打って使い切らなければ。


まずコマセを3発打って、仕掛けを投入。直後に1発追加して様子を見る。相変わらずウミタナゴの反応は良い。良く引くので面白いのだが、もう君はいいからネ。



★☆狙ってビンゴッ☆★


と、スポ~~~~~ンと浮きがシモリ倒した。この入り方はウミタナゴではない。ダッと合わせるとガツンと重い手応え。しかもリールから糸でとる。。。。


「き。。。。きた~~~~」とお約束。


とにかく、下へ下へと持って行かれる。が、チヌではなさそうだ。しばらくやり取りした後、上がってきたのは尾又長28cmのま~るまると太ったメジナであった。

大きさ的には前回と変わらないのに、やけに引くのは太り具合の為であったのか。とにかく良く引いたし、上げて持ち上げてみればズシリと重い。


結局この日はこれを最後に当たりも止まり、コマセ切れとなった4時に納竿する事にした。

風の強いのにも参ったが、コマセを打ちつづけて手首が痛い。終わってみれば、天気予報にも負けた事になるのか??


そそくさと帰り支度をしていると、夕まづめ狙いの定連さん達(?)がどこからか沸いたように現れはじめている。見とれてバッカンを流出しそうになったのは内緒だよ(笑)。



★☆メジナも乗っこみ☆★


本日の釣果

ウミタナゴ:13匹(4匹キープ)

デブメジナ: 1匹

ソイ   : 1匹

餌取り各種: 数匹


<再起動>堤防へ行こう-この日の釣果

メジナがパンパンに太っているのがお判り頂けるだろうか。見事なデブメジナである。

腹を抜いたウミタナゴは、さすがにペシャンコになっている。


メジナの腹を割ると、黄色い卵と思われるものがドド~ンと現れた。産卵時期に入ったのだろうか、あるいは産卵に備えて卵巣や卵が発達している最中なのだろうか。

いずれにしても、メジナも乗っこみが始まったと思って間違いなさそうである。


まあ、それにしても身の厚い事。刺身はなかなかでした。


で、その日のうちにEメールで翌日釣行予定の師匠に報告をすると、今晩中に磯に入って釣行開始との事でした。タフ~~。。。。。


それにしてもクロダイ、目の前に姿を見せるとは大胆な。


見える魚は釣れない、とは良く言ったものである。


次回のクロダイ釣行予定は5月末である。乗ッこみ最後の釣行に、果たして私は姿を見る事ができるのか。。。。。。