観葉植物から学ぶ、ニューヨーク

観葉植物から学ぶ、ニューヨーク

ニューヨークへ住んでから、約2年。

最近はまっていること、植物の再生!

植物から、こんなに学べることが多いなんて...

日々の生活を呟くBLOG。

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ニューヨークといえば...

街中でよく見かけるのが、リス。


セントラル・パークへなんぞ出向かなくても、

我が家のキッチンへも遊びに来てくれるのだ。


彼らは冬の間も冬眠をせずに、せっせと活動を続けている。


植物と会話をしている合間に、ふと目を窓の外へ向けてみたら、

今日も彼らは遊びに来てくれていた。


そんな彼らのつぶらな瞳を覗き込んでいたら、

あまりの可愛さに、ついつい落花生をプレゼントしたくなってしまった。


よく見かけるので、あまり観察もしていなかったのだが、

彼らの落花生を食べる姿に感心。


あの小さい手で、必死に落花生を押さえ、

器用に回転をさせ、殻を丁寧に歯で取り除いていくのだ。


驚くべきは、落花生の殻だけでなく、薄皮まで器用に剥いていくこと。

職人技とも言える、その美しい食事をする姿に頭を打たれてしまった。


そんな訳で、近頃の我が家では、食事マナーの見直しをしている。



植物からだけではなく、身近なところから学べることは、たくさんあるものだ。




mm


夜中で零下十℃以下になるニューヨーク・・・・。


ここでのプラント達の冬越しには、相当 過酷さがあるのだろう。


どうすればいいのか・・・・???




深夜3時、ニューヨークはブルックリンのとあるアパートの一室で

事件は起こった!


冬にハーブを発芽させる... という無謀な挑戦をしていて

やはり無理なのか... と、種を土ごと紙袋の中に放置していたところ、

なんと!袋の中で、彼らは発芽してくれていたのだ。



MistyBag


今まで、数々のサイトを検索しまくり、数々の書籍を読んでみたりしていたのだが、

袋の中で放置という方法は、もちろん何処にも書かれてはいなかった。

何よりも、冬の発芽は無謀で、なお且つ丁寧に、丁寧に育てること... と。


今までの常識を覆す、この最新の方法!

早速、発芽して成長した芽たちは、新しい家へ引越しをさせた。


そして... 新たに伸び悩んでいた種たちを袋の中へと送り出してみた。



MistyBag MistyBag


ガスレンジの横へ無造作に置かれていただけなのに、

本当に種たちは、力強く生きてくれていた...



そう、ここはニューヨーク。

人間もそう。

雑草の様に力強く、タフでなければ生き抜いていけないのかもしれない。

そう考えさせられた瞬間でもあった。

本当に、植物から学ぶことは、数知れず...



友人のご両親から頂いたEMSの袋が、

まさかこんな風に大活躍するとは、誰が想像しただろうか?


きっと、植物たちは明日も新しい風を我が家へ吹き込んでくれるに違いない。