静かな静かな夜
君は眠る僕を起こして
「眠れないの」
困ったように微笑んだ

抱きしめれば眠れるかい?
それとも子守謳が必要かい?

可愛いハニーは
今日も僕を起こす
きっと明日も明後日も

いつものように
困ったように微笑みながら
「眠れないの、貴方がいないと」






先に逝く事許して、ハニー
君は生きていて下さい

いつもの道でいつもの様に
何も無い空 見上げていたの
曇りの日は頭が痛くなるわ

いつもと変わらない一日
「今日は何をしようか」
なんて悩んで疲れていたの

不意に立ち止まってみる
右を向けば 知らない小道
膨らみ出す期待 胸が鳴る
呼ばれた気がしたんだ

踏み出してみる 一歩
風が吹いた 木々が揺れ出した
何処へ繋がってるのだろう

走り出してみる 一歩
雲が退いた 光が射し込む
この道の先に 何があるのだろう
何かが欲しくて手を伸ばしたんだ


知らない場所知らない空気
知りたくなって 歩いたの
この坂の上には何があるの?

いつもと違う私なのよ
「行ってみようかしら」
太陽が輝き出した

引っ張られた気がした
長い坂道の上に 何がある?
感じる焦燥感 息が上がる
早く行かなくちゃ

駆け出してみる 一歩
少し待って 影が動き出した
君は一体誰なんだろう

戸惑ってしまう 一歩
捜してたの 君が見えてきた
逃げないように捕まえなくちゃ
君が欲しくて手を伸ばしたんだ


知らない場所で知らない私
知ってる君と知らない君
堪らなくなって溢れた感情
ずっと捜していたのよ 私 「君を」

踏み出してみる 一歩
風が吹いた 木々が揺れ出した
君へ繋がっていたんだね

走り出してみる 一歩
雲が退いた 光が射し込む
違う日常が始まるの
君が欲しくて手を伸ばしてたの