ずっと変わらないで
いて欲しかった。
ずっと変わらないままで
いたかった。
そんなの無理だと
知っていても。
綺麗な君は今は汚れて
変わり果てたんだね。
あそこで泣いてた君は
もうそこにはいない。
交差点の信号で
光を見失って
動けないのは僕だけ。
やっと掴んだものは
砂の屑となって消えた。
この場所にいない
君の影を追い掛けて
今も独りおいてけぼり。
変わらないで欲しかった。
幸せ過ぎた時間だったから。
変わる情景を見つめられなくて
目をつぶって逃げて
変われない僕はいつまでも
陳腐なガラクタのまま。
今も部屋の隅で
目を閉じて耳を塞いで
独りきりの世界に溺れて。
目を開けたら
あの時間が
幻になってしまう気がして。