聞いているようで、本音をいかに出してもらうかが重要なんです | 製品開発における問題解決コンサルタントのブログ

聞いているようで、本音をいかに出してもらうかが重要なんです

 言っては絶対にいけないこと、それは企業側の意図した声を出すことです。
 これは全くと言っていいほど意味がありません。
 
 だって、それって本音じゃないですよね。
 本音じゃないお客様の声は言ってしまえば誘導尋問のようなものです。

 無理やり、聞きだした声は、悲しいですが使えません。

 ですので、このインタビュー調査で最終的に求められるのはいかに
 インタビューされる方と信頼関係を築けるか勝負です。

 通常のインタビュー調査ではもって2時間です。
 
 そのため、インタビュー調査ではテクニックが絶対条件です。
 最初の会話、きっかけ作りとして前回も語りましたが
 この関係を作るために一種の仕込みが必要なんです。

 仮説を作ることによって、どういったお客様に求められているか
 と言うこと考えることができます。


 その仮説からインタビューするお客様を決定し事前にどういった方が
 対象者になるのかを決めて、どういった質問をしなければいけないか
 という質問のシナリオ(台本)をつくることができます。

シナリオを作ることによって、よいインタビュー調査の第一歩になります。
 
 そして、インタビュー調査の対象者、マーケティング用語を使うと
 ターゲットと呼ばれる人たちを集めます。

 この集めるときに一つ注意しなければいけないのが、関係者は絶対に
 参加させないことです。なぜかというと、意識していなくても
 身体や考え方に潜在意識が何らかの影響を出すからです。

 その影響によって、本来できるインタビューが違った方向に向かう可能性が
 出てきてしまい下手をすればもう一度やり直す必要があります。

 だから、関係者は集めてはいけないんです。

 次に、インタビューを仕切る司会者の役割です。

 これがまさにインタビュー調査の要です。
 司会者次第で、全ての流れが決まってしまうと言っていいほど重要なんです。

 よく、テレビ番組で司会している人がいますが、結構参考になりますよ。
 それは司会できる人はその場の空気の流れを読むことができるということです。
 
 芸能人で上手く司会できる人を想像して見て下さい。

 どの司会者も長くやっている人は、
 お客様と信頼関係がしっかりしているのではないでしょうか。

 信頼関係があるからこそ、テレビ番組で会場のお客様と
 盛り上がることができるのだと思います。 

 全く、今まで一度も会ったことがない人と適切な関係を保つというのも
 十分難しいのですが、会場の雰囲気が読めないと上手くいくのもいきません。

 私がインタビューする司会者の理想像としては、

 ・明るい
 ・自分のことばかりしゃべらない
 ・会場内で、インタビュー対象者全てに喋らせられる
 ・気配りができる
 ・ホスピタリティ精神が高い 

 などなど、ありますがやはり最終的には人間性が
 求められているのではないかと私は考えております。

 それは、人間性が高くなければ短い時間では信頼関係を作り上げることが
 難しくなおかつその関係を短時間内にずっと築き上げられることができるのか
 ということからです。

 極端に言ってしまえば、商品についてのおしゃべりを盛んにしてもらい
 参加者全員であれこれ言ってもらえれば司会者は必要ありません。

 一番司会者で良くないのは、司会者が話し続けることです。
 喋って欲しいのはインタビュー対象者であって司会者でありません。

 ですので、上記にあげた方が一番なのではないでしょうか。

 第三に、日程と場所の決定です。

 当然ですが、日程はインタビュー対象者のことを考えて決めれば
 よいのですが問題は場所です。

 部屋の大きさがただ大きければいいというほどではなく、
 喋りやすい適切な広さが必要です。

 外部で行う場合は、インタビュー専門の会場、
 インタビュースタジオを使うとベストです。

 以降は、インタビュー対象者を決めて、
 当日の流れを司会者と打ち合わせて実施となります。

 司会者はあくまでも、場を和ませて沈黙をさせないことを常に
 意識します。最初は当たり障りのない会話で、
 徐々に本題に入る様に心がけます。

 最後に、司会者と同様にその会話の内容を書き取る人も必須です。
 それは参加者の出した声が自分たちが作った仮説に
 あっているかどうか確認を行うためです。

 この確認作業によりアンケートを作るための土台作りが完成します。


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 ヒット商品企画 請負人(有限会社企画システムコンサルティング)
 ヒット商品コンサルタント 石川朋雄

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