考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114)/角川書店(角川グループパブリッシング)

¥760
Amazon.co.jp
2010年に発刊されてから、
読んで忘れて、思い出して読んでを繰り返すくらい、
サッカーに詳しくない私にも面白いし、
活力ある言葉が満載です。(私に耳が痛い言葉も(-_-;))
置かれた状況で飛び込んでくる言葉はちがうが、
副題に「なぜ日本人はリスクを冒さないのか?」
とあるように、一貫して、
リスクを冒さない日本人のメンタリティーについて書かれています。
━─━─━─━─━─引用ここから
日本では、長年にわたって失敗に対し罰を与えるような教育システムになっているように思える。
そういう社会性が、ある意味、サッカーでは悪い方向に作用する。
「失敗して罰を受けるならば何もトライしたくない」という深層心理が消極的な姿勢につながるのである。
「日本人に責任感がない」とは決して言えない。
日本人のメンタリティーの問題は、「責任感がない」のではなく、
その責任感に自分で限界をつくってしまうことではないか。
自分で勝手に仕事の範疇を決めてしまい、
それを達成すると、「後は自分の責任ではない」と考える。
(中略)
ストライカーが、ディフェンスで仕事をしなかった結果、
チームがゴールを奪われたら「僕の仕事ではない」「僕の責任ではない」
と言い訳する。
だが、それでチームが敗れてしまえば、もはやサッカーではなくなるのだ。
自己の限界など取っ払い、
「自分はできる」という自信を責任感に変えなければならない。
━─━─━─━─━─ここまで
うーん、わかります。
しかし、サッカー日本代表チームの一員になっても、
そういう弱さってあるんですね。
それほど自信をもつって、本来はすごく難しい。
死に物狂いの努力ができる才能があっても、なかなか持ち得ない。
どうしてか?
日本人の選手たちは、状況を変えようとするときに、
相手のプレーに応じて一人で反応し、対応することを学んでこなかった。
誰かに何かを言われなければ行動できない。
「どうすればいいのか」と、いつもコーチにアドバイスを求めないと行動に移せない。
「いつ」「何を」「どこで」「どうやって反応するか」。
そういう考える力に欠けているのである。
オシムさんは、日本流の子育てにも一因があると言います。
従順な子どもは扱いやすいかもしれないが、
これが、サッカーでは一番大きなハンデキャップとなる、と。
なるほどなぁと思い、
そこから派生して思い巡らせることが多々ありました。

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2010年に発刊されてから、
読んで忘れて、思い出して読んでを繰り返すくらい、
サッカーに詳しくない私にも面白いし、
活力ある言葉が満載です。(私に耳が痛い言葉も(-_-;))
置かれた状況で飛び込んでくる言葉はちがうが、
副題に「なぜ日本人はリスクを冒さないのか?」
とあるように、一貫して、
リスクを冒さない日本人のメンタリティーについて書かれています。
━─━─━─━─━─引用ここから
日本では、長年にわたって失敗に対し罰を与えるような教育システムになっているように思える。
そういう社会性が、ある意味、サッカーでは悪い方向に作用する。
「失敗して罰を受けるならば何もトライしたくない」という深層心理が消極的な姿勢につながるのである。
「日本人に責任感がない」とは決して言えない。
日本人のメンタリティーの問題は、「責任感がない」のではなく、
その責任感に自分で限界をつくってしまうことではないか。
自分で勝手に仕事の範疇を決めてしまい、
それを達成すると、「後は自分の責任ではない」と考える。
(中略)
ストライカーが、ディフェンスで仕事をしなかった結果、
チームがゴールを奪われたら「僕の仕事ではない」「僕の責任ではない」
と言い訳する。
だが、それでチームが敗れてしまえば、もはやサッカーではなくなるのだ。
自己の限界など取っ払い、
「自分はできる」という自信を責任感に変えなければならない。
━─━─━─━─━─ここまで
うーん、わかります。
しかし、サッカー日本代表チームの一員になっても、
そういう弱さってあるんですね。
それほど自信をもつって、本来はすごく難しい。
死に物狂いの努力ができる才能があっても、なかなか持ち得ない。
どうしてか?
日本人の選手たちは、状況を変えようとするときに、
相手のプレーに応じて一人で反応し、対応することを学んでこなかった。
誰かに何かを言われなければ行動できない。
「どうすればいいのか」と、いつもコーチにアドバイスを求めないと行動に移せない。
「いつ」「何を」「どこで」「どうやって反応するか」。
そういう考える力に欠けているのである。
オシムさんは、日本流の子育てにも一因があると言います。
従順な子どもは扱いやすいかもしれないが、
これが、サッカーでは一番大きなハンデキャップとなる、と。
なるほどなぁと思い、
そこから派生して思い巡らせることが多々ありました。