先日投稿した山形市の芋煮会のメッカ、馬見ヶ崎川。
とても綺麗な川で、私も子どもがおむつの頃から遊ばせていた川です。
その川にカジカがいなくなったと、
山形市の若き川漁師宝石緑大場隆太郎さんが書いておられます。

環境保全ってなんなのでしょう???
誰の、何のための環境保全なのか。

以下、大場さんの記事をご紹介します。 

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【行政に大量の魚が殺されている】

カジカは「水質のバロメーター」と言われる魚です。


水の綺麗な川にしか住んでいない、水が汚れればすぐに姿を消してしまう(要するにすべて死ぬ)。


そんなデリケートな魚なので、カジカがいるかいないかでその川と周りの環境状態がわかってしまうと言うわけ。まさにバロメーターな魚です。



今日も朝トレ。馬見ケ崎川にカジカ釣りに行ってきました。


馬見ケ崎川は大変素晴らしい河川環境で、漁協管理が無い(魚の放流をしていない)のにも関わらずヤマメやカジカが豊富な川です。


例年秋のカジカ釣りでは、朝トレ1時間やって10匹くらいは釣れます。それだけカジカがいて、環境が良い。と単純ですけど言える状態でした。


それが今年。
まったくいない。


川の中に入って石をひっくり返したりしても、姿すら見えないのです。


釣れない、ではなく、いない。


そう言えば春にヤマメ釣りをして、ヤマメも明らかに少なくなっていました。


原因は明らか。
河川工事です。


冬に川底をコンクリートで真っ平らにしてしまったのです。


知る人が見れば笑ってしまうようなことですが、


ハッキリ言って、


川底をコンクリートで埋め立てたから増水時の安全につながるわけではありません。なにかの効果が期待されるわけでもありません。


川底が石だろうがコンクリートだろうが大水になれば、な~んの変わりもなく真っ平らな激流になります。水位上昇を抑えられるわけでもなく。


つまり、川底をコンクリートで平らにしたって、な~んの意味もない。と言うわけです。


それなら堤防を高くするとか、川ではなく川原の部分を広げるとか、川原に林を作るとか、意味のある工事をしなきゃ…。



工事中にそこから下流の魚が死に、さらに魚を収容する家がなくなり魚が住めなくなります。


河川工事で起きる自然環境の悪化、殺される魚の数と言ったらどれだけのものか。



周囲の住民が危険にさらされすぐにでも工事が必要だ。と言うのならわかります。


わかりますけど、川底をコンクリートにしたって、なんの効果もないんですよね(汗)。意味がない。


多額の税金が、た~だ無駄に使われるだけ魚死ぬだけ。


そんな税金の使い方をせず、もっと意味のある使い方をして欲しいです。



工事を請け負った建設会社さんだって、ショベルカーを動かしている作業員だって、


コンクリで川を平らにして、どう言う効果があるのか。どう言う工事をすれば機能を果たすのか。どれだけの魚が死ぬのか。


そんなことについて知る人はいないでしょう。


それは知らなくて当たり前のことです。川の専門家ではないわけですから。



さらに知らないのが、
その工事を依託する行政。


そりゃ知らないで当然です。川を真剣に見たこともなければ、どんな工事が必要なのかと言う知識すらないわけですから。


わけもわからないで工事を依託し、なんの意味もないことに多額の税金が使われ、それにすら気付かず進められていき、オマケに魚は死ぬ。


環境の保全なんて言ってるけど、わけもわからないで言っているから呆れたものです。




行政の方、読んでおられますか?


無駄な税金の使い方をしないで下さい。意味のある使い方をして下さい。


工事によってどれだけの魚が死に、環境が悪化するか。そしてどんな工事をすれば機能を果たすか。


きちんと理解をした上で計画を立てて下さい。


川や魚や環境についての知識がないのは当然のことです。


それでしたら私に聞いて下さい。


もっとも有効な方法を提案させていただきます。



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