さようならの夏宮崎アニメ「コクリコ坂から」で蘇った名曲は、少女っぽいピュアな歌声がステキですが、本家本元の森山良子を聴くと、その深みのある表現力にあらためて感動します。切なさを表現するときに、息を吐き切って弱弱しく歌う、それも正解なのでしょう。でも、コクリコ坂の感想でよく見かける純愛とは、強い意思なのです。愛していく、と決意することなのです。森山良子の、「わたしの愛 それは」の「それは」を聴くと、すっと背筋を伸ばして独りで立つ少女の潔さこそ切ない、と思います。