いわきの友人から、
本とDVDとマンガ本がどっさり送られてきました。
さすが友よ、
どれもわたし好みなり~♪

それは近々記事にします。


ところで、
わたしが今だから読み返したい本が、
アンネの日記なんです。


作家の小川洋子さんは、
毎週日曜の朝10時から、
TOKYO FM で、
右矢印パナソニックメロディアスライブラリーという番組で、
名作の解説をされてらっしゃるのですが、
これがねぇ、名作に勝るとも劣らない名解説で、
とてもいい番組なんです。

ただ、日曜の10時なので、
どうしても出かける時だけ、車の中で聴くことになり、
ものすごくもったいないことしてるんです。

(我が家はFMの電波状態が悪い!あたしは怒ってる!)

それはさておき、

ある本で、小川洋子さんによる、
アンネの日記の書評を読んで、
たまらなくアンネに触れたくなったんですね。


隠れ家から連行されたあと、
支援者のひとりが、
床に散らばっていたアンネの日記を拾い集めた。
そのとき、ふっと、
壁のフックにかかっていたアンネの化粧ケープを、
ほとんど無意識に日記と共に持ち出した。

アンネはおしゃれな少女で、
髪を大事にしていたそうです。
いつもその化粧ケープを使って、
髪を梳かしていたんです。

今、アウシュビッツには、
髪の毛の山があるとか。

小川さんはそれを見たときに、
いつもきれいにカーラーで巻いていた髪の毛を、
ここに到着して剃られるとき、
アンネはどんな気持ちだったのだろう、
と思ったそうです。

でもこの日記を読んでいたために、
この髪の毛の山が単なる山ではなくて、
一人ひとりの悲しみの集積なのだ、
無限の未来を断ち切られた死の集まりなのだという事実を感じ取ることができたのです。
一人の少女と親友になったおかげで、
私は無数の貴重な恵みを得ました。


    (小川洋子さんによる)

わたしもアンネの、
遅れてきた親友になりたいと思いました。

アンネの日記には、
性の目覚めの描写があったと思います。
少し大人になったときにそれを読んで、
少女の愛しさに泣いたことがありました。

そんな目線では親友にはなれない。

今一度、向き合いたいなぁと、
急がなくては、
と思っています。
アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)/小川 洋子

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