高校野球を報道するニュース番組を見ていたら、
負けたチームの同級生らしき生徒たちが、

「いい試合を見せてくれて感謝しています。」
「元気をもらいました。感謝してます。」

なんて言うので、軽く驚いてしまった。

若いのに、
大人と同じこと言うことに。

くやしくないのか?
悲しくないのか?


先日、わたし、あることで怒っていたら、
「腹をたてない」ことを説く本を紹介されて、
固まってしまった。


怒る~引きずる~後悔~自己嫌悪~反省

とか

怒る~破壊~別れ~悲しみ10年間

などを経て(笑)

やっぱり怒る~自分を知る~許す~許される

そこで信頼が生まれ、

怒る~気にしない

大体のことは気にしないけど、
これはのっぴきならねぇ、
怒る自分OK


などなど、
まぁ、いろんなパターンがあると思うんです、
相手あってのことだから。

それらのステップを飛ばして、
腹をたてない、
すべてに感謝、
なーんてことに万人がなってしまったら・・・・


お坊さんや神父さんが、
説教する幕がないではないの。


ではなくて、
自分の弱さや醜さに、
直面したり、
克服するチャンスを逃しちゃうと思う。

それを知らずして、
人に共感したり、
許したりできないではないの。
まして、感謝など。
感謝って、
「こんなわたしにありがとう」
って、一歩下がった感情だもの。

それなしで、
人は愛せないしね。

♪ ありがとうと君に言われると なんだか切ない

って宇多田ヒカルが歌ってた、
あの気持ち、ってことだよね。